スプリングエフェメラル、その4、アワコバイモその後
アワコバイモは阿波とつくものの、私は愛媛と香川でしか見ていません。でも当然ながら阿波にも自生するのでしょうね。↑画像ぐらいまで開花すれば、それでも見つけやすくなりますが、花が完全に開く前は、ほんとうに分かりにくいです。
愛媛の山で見るアワコバイモは、この画像のように葉っぱが緑色をしているのが多いですが、香川のものはほとんどの株が葉の色は茶色です。
この画像は、香川で見かけた数少ない緑の葉っぱの株です。
どんなに目を凝らして探しても、これ1株しか見つけることが出来ませんでした。
これが↑の画像のアワコバイモの今日の姿です。
約20日かけて、この姿に変わった訳ですね。
因みに、2月22日にはこの場所ではこれ1株しか見つけられなかったアワコバイモですが、今日は30株以上も確認しました。
向こうのほうにぼけていますが、もう一輪咲いています。
まだ咲き始めの姿です。
アワコバイモの葯の色は紫褐色なので、ミノコバイモと区別がつくそうです。
今日はアワコバイモの自生地3箇所を見てきました。うち一箇所は去年、盗掘にあってしまい、100株近いコバイモが芽出し後に掘り盗られるという腹立たしい事件があったのです。
たくさんの芽を出したアワコバイモを見ていただけに、怒り心頭でした。
しかし、幼苗までは掘り盗られてなかったので、一年ぶりに様子を見てきたところ、今日はかなりの数を確認できました。ほんとにほっとしました。
周囲の色が保護色になっているのがお分かりいただけると思います。
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