タカネバラ、下見、その7、カノコソウ
シライトソウは6月の東赤石にはとても多くて、どこででも見かけます。普通、シライトソウというと、低山などではかなり大きくなったのを見ますが、東赤石では草丈も精々20センチぐらいで、とても可愛いです。
ここではコウスユキソウの隣で咲いていました。コウスユキソウも東赤石では7月に花を見かけることが多いと思います。まだ花には早いようでした。
綺麗なマツだなと思い撮影したのですが、直ぐに、赤石には赤石五葉松があったことを思い出しました。
ヒメコマツともいい、このとき見かけたのは樹高1mほどの低いものでした。
岩場に生えているので、一体にどの木も小さめです。
花はツゲの花にそっくりだと思いましたら、ホソバツルツゲというそうです。
他所の掲示板でたまたま画像と名前を見る機会があってわかりましたが、宋でなければ、調べるのが難しかったかも知れません。
地味な植物です。しかし、愛媛県の絶滅危惧2類だそうです。薄暗い樹林で咲いているので、撮影が難しいです。
もう、かなり近いですね。
だいぶん下ったように思うのですが、それでもタカネバラはまだ花芽です。
やはり最初に見たトラバース道に至るまでの登りでしか、この日は開花した花は見ませんでした。日当たりの関係でしょうね。
13時39分、やっとトラバース道と合流しました。撮影しながらのゆっくりペースなので、丁度1時間かかった計算です。
なにやら、花らしきものが咲いていますが、撮影したときには、名前がはっきり思い浮かびませんでした。
帰宅してから調べたら、ネバリノギランでした。
いつも、花が咲き終わったような時期にしか見ていないようです。
ランとはつきますがユリ科です。
東赤石には多い花です。
去年は逆方向で歩いてきたのですが、丁度権現越を通過するときがひどい土砂降りで、折角の気持ちよい場所だったのに、雨のため通過することしか出来ませんでした。
今日こそは少しゆっくりしたいと言う気持ちが強くなってきました。
去年は途中で間違えて、四国電力の鉄塔保守路から登ってきてしまいました。
目の前に見えている鉄塔のところに、登ってきたのでした。
まだ咲いてないだろうと思っていたカノコソウが咲き始めていました。2年前にここを通ったときも咲いていたのに、そのときはデジカメを忘れてきて、携帯のカメラで撮影せざるを得なかったと言う、悔しい思いをしたのでした。
バイケイソウも権現越には自生していますが、花にはまだ早いようでした。
二年前には7月に歩いているので、こんなにシライトソウが多かったとは記憶に残っていませんでした。
こんばんは。
友人が気が付いたのですが、
ヤブウツギが山陰で見た花と少し違うような気がします。
似た花でベニバナニシキウツギがあります。
花のアップ写真がありましたら花に毛があるか確認してください。
ヤブは毛がありますが、ベニバナは毛が少なく目立ちません。
両種とも四国には分布があります。
投稿: 滝花 | 2009-06-24 20:48
滝花さん、こんばんは。
ベニバナニシキウツギというのがあるんですね。樹木はほんとに奥が深いですね。
太平洋側だとヤブウツギで、日本海側はタニウツギ・・・・そんな短絡的な考えをしていましたので
恥ずかしいです。
明日、登ってきますので、よく見てきますね。
ベニバナは毛が目立たないのですね。
明日はハンショウヅルが咲いているかと楽しみにしてるのですが・・。
投稿: keitann | 2009-06-25 00:06