剣山のキレンゲショウマ、復活なるか?その2
なるべく寄り道しないで行こうと思っていたのに、結局、登山口の見ノ越到着は8時25分ぐらいでした。車の数は比較的少なくて、屋根のあるほうの駐車場に入れることが出来ました。
車をとめて準備をしていたら、隣の車の方に「リフトの割引券、お持ちですか?」と訊かれました。インターネットで、剣山のリフトのHPを開くと、10%割引券がプリントアウトできるのですが、いつもそれを忘れてしまいます。そうしたら、その方はどこかでいただいたという割引券を持ってらして、もう下山してきたから要らないのでと言って、一枚頂きました。
良いものをいただいたので、登りも下りもリフトを利用することにしました(^_^;
見ノ越から西島までは登山道を歩いて登っても、わずか45分ほどですが、最近は横着ばかりして、リフト利用が多いです。
15分ほどリフトでのんびりと景色を見ながら登ります。初めて剣山に来たときはリフトの下にもキレンゲショウマやユウスゲ、クガイソウなどがたくさん咲いていたのに、これも鹿に食べられて減ってしまいました。新しく、苗を植えてはありましたが、これが大きくなるのにはまだ1,2年はかかるでしょうね。
こんなに展望が良いなら、今日は一ノ森ではなく、次郎笈に登ろうかなどと考えたります。
今まで、一度も次郎笈に登ったことがないのです。
ここにもクガイソウやシコクフウロ、キレンゲショウマなどが咲いていますが、ここのは植栽された花です。
キレンゲショウマなども日当たりが良すぎて、咲き方が少し変です。
いつもと同じ、刀掛けの松経由のコースを歩き始めます。
登り始めると直ぐにタカネオトギリが咲いていました。
鹿の食害のひどいときでもオトギリソウはたくさん咲いていました。
そう思って調べると、オトギリソウはやはり毒草のようです。
東赤石で初めて見たときは一体何の花だろうと思ったものです。
空がこのときは真っ青ですね。
ヤマトウバナが咲いていますが、この道沿いの花もずいぶん少なくなりました。
以前はこの付近でもズダヤクシュ、ヒナノウスツボ、レイジンソウ、ナンゴククガイソウなどいろいろ見られたものです。
ちょっと淋しい思いで登ります。
因みに2003年に剣山にキレンゲショウマを見に来たときのフォトアルバムをこちらにアップしていますが、このときは今見ても花が多かったです。
三嶺ヶ見えるこの付近も、以前はお花畑になっていたはずなのに・・・。
刀掛けの松には15分ほども登れば着きます。
キレンゲショウマが咲く行場方面には、ここから左に行きます。
真っ直ぐ進めば、山頂に行きます。
ヒナノウスツボがここでようやく見かけました。
もっとたくさんあった花ですけど、減りました。
シコクフウロも数が減っていて、おまけに草丈がかなり低くなっています。
キレンゲショウマの花の季節は一方通行になります。
ここにもネットが見えていますね。
先ず目についたのは綺麗に咲いているギンバイソウでした。
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