オオキツネノカミソリとアサギマダラなど
すでに咲き終わった株も多かったですが、丁度咲きあがったばかりという綺麗な個体もいくつか見られました。
ヒガンバナは1日花ですが、オオキツネノカミソリもやはり1日花なんでしょうか。とすると、綺麗な個体を見るのもなかなか難しいですね。
おしべが花から長く突き出ているのがオオキツネノカミソリで、キツネノカミソリはおしべが花彼片と同じ長さなのだそうですが、私はキツネノカミソリのほうはまだ見てないように思うのです。
四国にはオオキツネノカミソリのほうが圧倒的に多いのではないかと思います。
香川のゲンノショウコは白花ばかりで、赤花はまだ見たことがありませんが、高知、徳島、愛媛では白花も赤花もピンクの花も見かけます。
花弁の先が丸みを帯びているゲンノショウコです。
この後、別の場所に移動したのですが、ここでもゲンノショウコかと思いきや、良く似ていますが、こちらはコフウロです。
花はゲンノショウコより小さくて、この個体は特に小さく、花径0.8センチぐらいでしょうか。
私はマクロレンズは持ってないので、標準レンズでの撮影ですが、ピンボケしています。
見慣れないとゲンノショウコと間違いますが、慣れると葉の感じが違うので、わかります。
この個体はすでに種をつけ始めているようです。
小さな花仲間で、やはりコフウロの近くで咲いていたミズタマソウです。
これも、よほど気をつけてみてないと見過ごす花なので、咲く場所を覚えておいて探すほうが確実に見られる花です。
よく見ると可愛い花ですが、何しろ小さい・・・。
こんな花を撮影するときはさすがにマクロレンズが欲しくなりますが・・。
さすがにお味見は控えましたが、苔のついた岩の上にあると何でも綺麗に見えるので、こういう場所に咲いている花や実は必ずなぜか撮影してしまいます。
1年経つと、すっかり名前を忘れていて、同行のTさんが名前を思い出してくれました。
フジカンゾウです。マメ科でヌスビトハギなどと似ていますが、花も株自体もかなり大型で見栄えは良いです。
花の時期の長いシコクママコナですが、花の盛りは?といえば、勿論、今頃だと思います。
今年は雨が多く涼しかったからか、あちこちでかなり群生していました。
ハエドクソウ科ハエドクソウ属の一種一属の花なんですね。
一種一属の花といえば、シラネアオイぐらいしか知りませんでしたが、こういう地味な花でも、そういうのがあるとは・・。
小さな花で、これもマクロレンズが欲しくなる花です。
トンボってほんとに、こんな細長いものの先端が好きですね~。
調べると、翅に模様があるのでミヤマアカネというようです。
しばらくの間モデルを務めてくれました。
7月に登った標高3000m近い北アルプスでは、さすがにチョウやトンボは見かけなかったのですが、8月の標高1000mはチョウなども多いです。
この日はアサギマダラも見かけました。
しかし、今年の夏は四国の山ではアサギマダラが少ないそうです。
8月の剣山や石鎚山ではアサギマダラは何頭も見かけたものでしたが、そういえば今年は剣山で一頭見かけたきりです。やはり不安定な天候のせいなんでしょうか。
甘い香りがするんですよ。
見かけることは多くても、綺麗な実は意外に少ないものです。
北アルプスでは蓮華温泉の少し上付近で花を見たものですが・・。
ヤマアジサイの花が咲き終わって8月になると代わってクサアジサイが咲き始めます。
山歩きを復活した頃は、山アジサイとクサアジサイの区別も着かず、困ったものです。
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