ボタンヅルとセンニンソウなど
野山で見かけるクレマチスの仲間としては最もポピュラーなのがセンニンソウとボタンヅルだと思います。夏から秋に掛けて、付近を真っ白に覆うのがセンニンソウ、わずかにクリーム色を帯びているのがボタンヅルです。
7月3日にユウスゲを見に来たときには一輪も咲いていなかったのが、今回は山のいたるところで見かけました。特に山地のボタンヅルは、木全体を覆うようにして咲いていたり、絡むところがなければ、地面を這いずったりもして、なんとも繁殖力の旺盛です。
ボタンヅルの花に接近してみます。シベがまだ開ききっていないので、まだ咲いてから間もない花です。
1つ1つの花は綺麗ですが、何しろたくさん咲くので圧倒されます。
花の色が真っ白なのと葉に切れ込みヶないものが多いので、区別できます。
私が今まで見てきた感じでは、ボタンヅルは山地に多く、センニンソウは低山や海の近くに多いような印象があります。
去年は佐田岬半島を車で走っている間、ずっとセンニンソウが咲いていたのが印象に残っています。
条件が良ければ、結構大きな群生を作っているのを見かけます。
アキノタムラソウはあまりに花穂が長く伸びていたので、危うく、ヤマハッカと間違うところでした。
赤くなりかけた実はゴンズイのようですが、こんなに早くから色付いているとは知りませんでした。
クサギの花にはアゲハチョウが吸蜜にきていますが、ナガサキアゲハかな?
丁寧に調べている時間がないので、確かなことはわかりません。
今年は盗掘されずにいて欲しいものです。
ヒメヤブランはまさか盗掘はされないと思いますが、可愛くて大好きな花なんです。
キンミズヒキは我が家の畑でも、はびこりすぎて、今年は気合を入れて抜かねばと思っていますが、野山で咲いているのはいいですね。
カセンソウと見分けるのが難しいのですが、今回は葉の裏を撮影してきたので、何とか同定できました。
小さな白い花です。
これも夏の終わりの光景ですね。
今度来るのは、トキリマメの赤い豆が見られる頃でしょうか。
こんにちは。
ボタンヅルやセンニンソウがもう咲いているんですね。
多摩では9月の花です。
ヤブミョウガの青い実は本当に魅力的ですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2009-08-16 18:23
多摩NTの住人様、こんばんは。
ボタンヅルやセンニンソウ、例年は9月が見頃ですが、今年は早いようです。
ヤブミョウガの青い実、綺麗ですよね。
投稿: keitann | 2009-08-16 22:10