9月上旬に見た花、その2、ツルリンドウなど
四国の山では低山から高山まで満遍なく咲く花で、珍しくはないですが、三瓶山や玉峰山でもほとんど見かけませんでしたから、本州には少ないのでしょうか。
このコースは特に多いようで、あちこちで、淡い青紫の花を見ました。
実は晩秋に真っ赤な可愛い実をつけるので、花の少ない季節はツルリンドウの実が花代わりです。
カシワバハグマは大きい野草で草丈は50センチほどにもなります。
花だけ見ているとコウヤボウキの花とよく似ていますね。
葉が生憎と写っていませんが、葉には綺麗な斑が入っていて、花よりも葉のほうが綺麗で目立つかもしれません。
シロヨメナの花もちょっと山地を歩けば、どこにでも咲いていますね。
赤いものはメイゲツソウとも呼ばれています。
タカネハンショウヅルは咲いているかどうか気がかりでしたが、何とか咲いていてくれました。
タカネハンショウヅルにはピンクや白い色の花もありますが、ここの株は紫色の花を咲かせます。
秋に花を咲かせるハンショウヅルの仲間は珍しいかもしれません。
これは畦の定番の花、ヒガンバナ・・。
でも、9月上旬に見かけるのは珍しいでしょう?
このピンクの朝顔みたいな花は初めて見ました。
名前がわからず悩んでいたら、ちょうど、野草友達の掲示板で名前がわかって、ラッキーでした。
イモネノホシアサガオといそうです。
ヒルガオ科サツマイモ属。
アメリカ南部やメキシコに分布するそうです。
栽培してもなかなか綺麗なのではないかと思いました。
最後に、いつも花後の姿しか見たことがなくて、一度咲き始めの姿を見てみたいと思っていたナガバノコウヤボウキの花です。
毎年、この山には秋遅くに登りますが、そのころはナガバノコウヤボウキの花はもう咲き終わってるのです。
そう、コウヤボウキよりも一足早く、秋の初めに咲き出す花なんですね。
ところが、早めに行ったら行った出、まだ花の咲いてない株が多くて、早すぎたかと思いましたが、何とか花の咲いた株を見つけました。
コウヤボウキの花より細長い感じがします。
こちらは、コウヤボウキとナガバノコウヤボウキが直ぐ傍に生えていて、入り混じっている状態になっています。
長い葉っぱの中に丸っこい葉っぱが見えますが、丸っこいのが普通のコウヤボウキです。
しかし、私が登る山では、コウヤボウキはたいていの山にありますが、ナガバノコウヤボウキはこの山でしか見かけません。
ちょっと不思議です。
秋の花がたくさんですね。
メイゲツソウの赤色がとても鮮やかです。
低地ではなかなかこういう赤さのものは見当たりません。
投稿: 多摩NTの住人 | 2009-09-20 08:44
多摩NTの住人様、こんばんは。
メイゲツソウはないところにはないでsが、あるところにはかなり咲いてますね。
これも標高800m程度ですが、案外、赤い色がはっきりしていました。
投稿: keitann | 2009-09-21 00:39