秋晴れの伊予富士を歩く、その３、イシヅチボウフウ
桑瀬峠から伊予富士にいたる道は、今回、初めて歩きます。
初めての道は、いつも少しわくわくしますね。
確か、石鎚で見かけたイシヅチボウフウですね。８月に見たときは色も白かったですが、こんな紫色に色づいてくるんですね。
勿論、これはもう見になった姿なんですよ。
花はセリ科の花ですから真っ白です。
ここからは遮るもののない稜線歩きです。
シロヨメナも咲いています。
真っ青な空に黄色いアキノキリンソウがよく映えます。
こんな眺めを見ながら歩くのは、なんとも良い気持ちです。
これはベニドウダンの実でしょうか。
赤い実です。
こちらは白い実がなっているので、シロドウダンかも知れません。
アキノキリンソウが一輪咲いている中、のんびり歩きます。
伊予富士をバックにアサマリンドウが咲いていました。
いいですね。こんな光景。
こんな稜線沿いには珍しく、ヤマジノホトトギスも咲いています。
色の白い花ですね。
後ろを振り返ると、冠山の西側に、ちち山も見えてきたようです。
寒風山の向こうに笹ヶ峰も見え始めました。
ミヤマノダケも１株だけ見えています。
稜線上は高知と愛媛との県境になっているようです。
道は主に高知側についているのですが、時折愛媛側、つまり北側も通っていて、たまにブナの木も見受けられます。
これはミヤマヒキオコシですね。
ヒキオコシの仲間はどれもキツネ顔に見えてしまいます。
ちょっとした岩場にアサマリンドウが咲いていました。
岩をバックに咲いていると、どんな花も可憐に見えるから不思議です。
ほかでは見なかったのですが、ここだけシモツケソウがなぜかあって、早くも紅葉しています。
再びミヤマヒキオコシが咲いています。
ミヤマヒキオコシは日陰になると見かけます。
ヤマアジサイのドライフラワーになったものです。
色はいろいろな色があるようです。
これは綺麗な紫色で、素はどんな色で咲いていたのか、興味深いですね。
シコクスミレの葉っぱも見えます。
後ろを振り返ると、冠山から一の谷越にいたる稜線越しに、法皇山系が見えてきました。
二ツ岳の特徴ある姿も見えます。
道はアサマリンドウとアキノキリンソウが咲き乱れて、とても素敵な道です。
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