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2009-10-25

紅葉の岩黒山~手箱山へ、その7、白いツルリンドウ、そして下山

土小屋まで後30分ちょっとだと思ったら、なんだか急に、足取りものんびりとしてしまいました。

それまで、時計と睨めっこでせっせと歩いた反動でしょうね。

Pa154283

ツルリンドウが足元に一輪だけ咲いているのが見えたので、足を止めて覗き込んだら、なんとまぁ、白花のツルリンドウでした。

この時期にこんな標高の高い場所に咲いているのさえ珍しいのに、おまけに白花のツルリンドウだなんて、単独で歩いている私へのご褒美かも知れません。(^_^;

今まで何十回もツルリンドウは見てますが、白花は初めてです。

Pa154285 こちらはシコクミヤマスミレの葉っぱでしょうね。

5月に歩いたときにも花はほぼ終わっていましたが、来年はこの場所でも花を見てみたいものです。

Pa154288buna_hayasi ブナ林はいつ見ても、良い雰囲気で落ち着きます。

Pa154290 先ほどから足元に、小さな赤い実が落ちていて、上を見上げるとフウリンウメモドキなのでした。

そうそう、去年も足元の赤い実で気づいたんでしたっけ。

Pa154297 先ほどまでのハイペースの歩きもどこへやら、このトラバース道はすっかり撮影三昧となりました。

Pa154298 たまには青空も入れて写しましょうか。

Pa154304 斜面の上を見上げると、今から色づきそうなブナの木々・・・。

Pa154305 この辺りは確か、ウラジロモミの純林という説明板があった場所です。

Pa154312 なおも歩いていると、今度はツリバナの実です。

ツリバナは今年はもう何度も見ました。

Pa154316 背景に秋色をもってきて写したツリバナです。

実のつき具合も良いですよね。

Pa154323 こちらはマユミですね。

マユミは今年は剣山系でも裏年のようで、今年の初見は石鎚山系で見ることになりました。

Pa154324 誰かが何か落し物でもしてるのかと思ったぐらい、鮮やかな黄色をしたキノコ?を発見です。

Pa154326 先ほどから車の走る音なども聞こえ、土小屋は近いと思っていましたが、土小屋の直ぐ上まで帰ってきました。

頭上直ぐに、カマツカの真っ赤な実が見えていますが、登りの時は全然、気づきませんでした。

登りと下りとでは視線の角度が違うのか、のぼりで気づかなかった物が下りで気がつくというのは、よく経験することですね。

Pa154330 15時33分、土小屋に帰ってきました。

下りは16時でも17時でも良さそうなものですが、この日は自宅の夕食の支度をするつもりだったので、早く帰りたかったのでした。

どうしても間に合いそうもないときは、前もって娘にたのんでおくのですが、主婦業の手を抜くのはどうも嫌で、山に行くときだからこそ、家事の手を抜きたくないという変なこだわりがあります。(^_^;

土小屋には朝ほどではないですが、それでもかなりの数の車がまだ駐車していました。

Pa154329 朝はこの方角に綺麗に見えていた石鎚も、ガスに隠れてさっぱり見えません。

Pa154332 綺麗なコバノガマズミを見ながら、土小屋を後にします。

恐らく、瓶ガ森林道はガスの出ている所があることでしょう。

Pa154334 案の定、土小屋からすぐ東の辺りは濃いガスが立ち込めていました。

ブナが霧の中に霞んで見えるのが、光の下で見るのとはまた違った雰囲気でした。

Pa154339 日が差してないので紅葉も朝とは違って見えます。

Pa154342 この日歩いてきた手箱と筒上もさすがにガスがかかてちますが、それでも稜線付近は見えています。

あそこを歩いてきたのです。

Pa154345 視界が5mほどしかないほどガスの濃い場所もありましたが、それでも3分の2ぐらいはガスがかかてtなかったので、まだ走りやすかった方でしょうね。

赤く見えるのもたぶんブナでしょう。

車の中からの撮影です。

Pa154346 結局、西条に下ってきたのは5時ごろでしたが、朝にも見かけただんじりが、丁度、街から帰ってくるのに出会いました。

後方に見えているのは高速松山道ですが、街からこのあたりまでだんじりを引いて歩いて帰るのは、さぞかし大変だったでしょうね。

あまりの上天気に、急遽行き先変更した気ままな単独行でしたが、手箱山からの眺めを初めて見られた上に、紅葉も楽しめて、充実の山行となりました。

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