晩秋の徳島散策、その1、シオギクと不明のキク
11月15日、山友達のreikoさんにお誘いいただき、徳島に花散策に行ってきました。
ご案内して下さったのは、数年前とこの春にも案内していただいたKさんご夫妻です。
これまでは春の花を案内していただいたのですが、今回は以前から1度は見てみたかったナカガワノギクなど、晩秋に咲く花に案内していただけるとのことです。
↑画像はその名の通り、那珂川のほとりで咲く、ナカガワノギクです。
野草友達のRさん、山友達のTさんも参加されることになって、市内を6時に出発、高松のreikoさんとは6時半に合流しました。
徳島と言っても今回は日和佐方面でKさんご夫妻と待ち合わせです。
日和佐へは半分ほどは一般道経由ですので、高松からでも2時間半ほど所要時間をみておく必要があります。
この日から気温が低くなるとの予報で、久々にカシミアセーターを引っ張り出して着こんでいったのですが、徳島の南部に近付くに連れて暖かくなってきました。
日和佐には待ち合わせの9時よりも10分前に着くことが出来ました。
所要時間の読みは概ね間違いなかったようです。
Kさんご夫妻に挨拶して、車についていくと、まずは海岸方面に走るようです。
道路法面にはさまざまな花が咲き乱れているのが、直ぐに見て取れました。
まずは去年の室戸岬以来、1年ぶりに見るシオギクです。
室戸岬を中心に、西は高知県物部川、東は徳島県蒲生田岬までの海岸の崖などに生えます。
頭花は黄色の筒状花だけですので、わかりやすいです。
私の知っているノギクではリュウノウギクがいちばん近いのですが、リュウノウギクがこんなに海に近い場所で咲くものなんでしょうか?
一昨年、去年の足摺行きでは12月にもしっかり咲いていたハマナデシコです。
私は一目見てソナレノギクと思ったのですが、「葉に毛があるので、ヤマジノギクのようです」とKさん。
帰宅して、ソナレノギクを手持ちの図鑑で調べると「ヤマジノギクの変種で高知県南西部の大月町の柏島と周辺の海岸に生える。茎は太く、基部からよく分岐する。葉は長さ6~7センチ、幅1~1.3センチのさじ形で厚くて光沢があり、両面とも無毛。頭花は直径4~4.5センチと大きく美しい。」とあります。
まるで園芸種のキクかと思えるほど、花が大きく見栄えがします。
やはり毛がしっかりと見えていますね。
「毛がある」ということで、ソナレノギクとは別物でヤマジノギクということになるらしいです。
↑にアップしたノギクは、見た目からだけ言うと、同じヤマジノギクとは言いがたく思いました。
これも花だけ見ていると、ヤクシソウと見間違えそうですけどね(^_^;
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