香川の里山に咲く花、その4、リンドウと木の実
Kさんがその前に見かけたと仰っていたリンドウの花にも案内していただきました。
もう5年ほども前でしょうか、やはり香川の里山でリンドウを見たことがあるのですが、もうその山では見られなくなってしまい、久しぶりに里山のリンドウを見ることができました。
葉が細めなので、ホソバリンドウというのかもしれません。
でも、たいていはこんな風に一輪だけ咲いているのが多いです。
そして、なんとオミナエシの咲き残りの花まで咲いているではありませんか。
陽射しもマダ強いということが、画像からでも見て取れますね。
このツツジは時々、真冬にも咲いていたりします。
頭上にヤマガキ?がなっていたので、1個もいでKさんにお味見していただきました。
一口齧って「渋い!!」とKさん。
すみません、私が味見すべきでした(^_^;
ヤマナシアキグミも、山で見かける果実は渋いものも多いですね。アケビやムベは別ですが・・。
まだ小さな木で、見かけたのはここだけでした。
いつも私が見に行く、実家方面の山すそのマユミもそろそろ色づいている頃でしょうね。
サルトリイバラも実の方は、もうしっかりと赤くなっていました。
こちらは冬場にもおなじみですね。
ツルウメモドキのほうは実がまだ弾けてないのや、弾けているのや、いろいろですが、これも葉っぱが落ちてからのほうが味わいが出てきます。
「この実は何?」とKさんに尋ねられたので、「アオツヅラフジ」であること、そして、この実の種はアンモナイトの格好をしていることを説明しました。
わざわざ、実を潰して中の種を見せていたら、指が真っ青に染まっていて、驚きました。
わずか3時間足らずの歩きですが、香川のいろいろな里山で見ることのできる植物が、この小さな山に集まっているといっても過言ではなく、とても素晴らしいところを案内していただきました。
特に、リンドウ、オミナエシ、キキョウ、ムラサキセンブリが見られる山は、今では数少なくなってるのではないでしょうか?
香川の里山も捨てたものではない・・・つくづくそう感じた一日でした。
keitannさん,こんばんは,Kです。
ご一緒できて楽しかったです。
植物のこと,いろいろ教えてもらいながら歩く機会ってそんなにないもんね!
それと,ブログにどんなふうに記録するのかな~と思ってましたが,なるほど,うまい具合にまとめますね~。さすがっす。
実際に歩いて楽しんで,次にブログを拝見してまた楽しめます。
投稿: kamatama | 2009-11-15 20:49
こんばんは。
また、お邪魔しています。
ノッポでスリムなリンドウなのでしょうか、段々に沢山の花をつけていて綺麗ですね~。
私が出逢ったのは、ズングリムックリのオチビちゃん達ばかり。
花数もせいぜい2・3輪でした。
鮮やかなこのブルーは大好きです♪
先日、アオツヅラフジの実の中に皮が破れて顔を覗かせているアンモナイトを見つけ、
思わずニンマリとしてしまいました。そっくりですよね。
子供の頃、サルトリイバラの葉で柏餅を作ってもらったことがありました(*^^*)
お店で売られているのもそうだったように思うのですが、最近では全く見かけません。
そちらいかがですか?
また、お邪魔させて下さいね(^-^)
投稿: ami | 2009-11-15 22:48
kamatamaさん、こんばんは。
その節はお世話になりました。
木の実の名前や、花の名前・・・直ぐに忘れがちですが、こうして記録に残しておくと
忘れな難くていいでしょう?
人間って、耳から聞いただけでは、すぐにするりと忘れてしまいますからね。
今日は女性4人で、徳島に晩秋の花散策でしたが、徳島もまだまだ花が咲いていますよ。
それと、あのときに話が出た、忘年山行、日程なども決まりかけています。
詳しくはメールにて、連絡させていただきます。
投稿: keitann | 2009-11-15 23:35
amiさん、こんばんは。
リンドウの花も晩秋まで頑張ってくれるものですね。
実は今日も某所でリンドウを見てきました。
こちらのリンドウもたいていは背が低くて、1,2輪だけで咲いているのが多いですよ。
アオツヅラフジの中のアンモナイト、amiさんも気づかれていましたか?
自然って面白いですよね~。
サルトリイバラの葉っぱでくるんだ柏餅・・・香川も私の小さい頃は、すべてこの葉っぱでしたよ。
去年、金比羅さんの近くのお菓子屋さんが、いまだにサルトリイバラの葉っぱでくるんだ柏餅を
作っているのを見つけましたよ。
懐かしくて、思わず、買ってしまいました。
そちらにはもうないんですね。
それは淋しいでしょうね。
投稿: keitann | 2009-11-15 23:40
keitann様 こんにちは
香川の里山は素敵な花達が、たくさんありますね。
下の記事では、まだ、ミシマサイコが咲いているので、これにもびっくりしました。
今回の記事では、リンドウが実に綺麗に撮れていますね。
昨日小生も、リンドウには出会っているのですが、こんなに綺麗には撮れていませんでした。
キキョウの枯れた株が残っていますね。
こんなに花をつけるキキョウはこれまで出会っていませんでした。
これの花盛りの姿を是非見たいものですね。
投稿: ぶちょうほう | 2009-11-16 13:31
ぶちょうほう様、こんばんは。
香川の里山は、以前から、捨てたものではないと思っていましたが、今回は
ますます、その感を強くしましたよ。
ミシマサイコは、花の時期は10月でしょうか?
去年も一昨年も11月にも見ているような気がしました。
この場所は日当たりが良くて気温が高いので、花期が遅いのかも知れませんね。
リンドウだけは今まで香川の里山でも出会ったことがなかっただけに、ほんとに
驚きました。
画像はお恥ずかしい限りですが、この日はずいぶんとお天気が良くて花の撮影に
向いていたのかもしれません(^_^;
キキョウのほうがどちらかというと、里山での出会いが今までもあったのですが
全国的に見ると、キキョウの自生地はずいぶん減っているとか・・・。
これからもこういう何気ない花が、身近で見られるような環境を維持したいものですね。
この場所には来年の春や秋の初めにも訪れたいと思っています。
投稿: keitann | 2009-11-16 22:30