« 初めて登る小豆島の山、その6、ミセバヤとツメレンゲ | メイン | 香川の里山に咲く花、その2、リュウノウギクとシマカンギクの交雑種? »

2009-11-10

香川の里山に咲く花、その1、ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリという花があるということを知ったのは、まだ4,5年前のことでした。

センブリは山歩き復活後直ぐに、近くの里山で見て知っていたし、イヌセンブリもたまたまその一年後に見つけたので、見ていました。

しかし、紫色のセンブリがあるというのはたぶんネットで教えてもらったのが始まりだと思うのです。

私のネットの知人には野草を育てていらっしゃる知人も多くいらっしゃるので、そんな方たちに教えていただいたのだと思います。

その後、一昨年ぐらいに、高知でムラサキセンブリが咲くことを知り、一昨年、昨年と高知まで見に行きました。

しかし、香川の山にもムラサキセンブリが咲くということをつい最近、知りました。

香川の山で咲くムラサキセンブリをなんとしてでも見てみたくて、5日夜はその里山の地図を丹念に目を通し、1度登った方に電話をかけて、登山口の様子を尋ねたりもしました。

Pb069021

当日の6日、幸い、今まで1,2度山にご一緒したことがある、地元在住のKさんが案内してくださることになりました。

とても11月とは思えない陽射しの強い日でしたが、麓の某所で待ち合わせて登ってきました。

ムラサキセンブリは丁度見頃で、株数は6,7株と少なかったものの、紫の色も濃くて、綺麗でした。

一昨年、去年と高知で見てきたムラサキセンブリも、本来は11月20日ごろに見に行くと良いのかもしれません。

Pb069006 高知のものは株も大きくて、70センチほどの草丈のある株が多いのですが、この場所の株はたいてい30センチほど、でも中にはこの画像のように50センチほどの株も見られました。

湿地で咲いて、へなへなと頼りない茎のイヌセンブリと違い、ムラサキセンブリは乾燥した日当たりの良い場所を好みます。

だからか、茎も細くても強靭そうに見えました。

Pb068917 私はマクロレンズを持ってないので、標準レンズで近付いて撮影し、トリミングをした画像です。

この日は陽射しは充分すぎるほどだったので、マクロ気味の画像を撮るには最適でした。

Pb068922 この株は草丈も低いですが、後の草などはほとんど枯れてしまっていますので、余計に目立ちます。

Pb068886 香川の山でムラサキセンブリを見ることは私の夢に近かっただけに、この日がこれほど早く来ようとは思ってもいませんでしたが・・。

この花はやはりこういう強烈な陽射しの下で見るほうが味わい深い花ですね。

Pb068992 わざわざ休日を潰してまで案内してくださったKさん、ほんとにありがとうございました。

コメント

ケイさん、こんにちは(*^^)v

ムラサキセンブリ、秋から初冬にかけて咲く野の花は「斜陽」が似合うよね。
キノコだと、シロを作ってでるものじゃなく、あっちに一本、こっちに一本とポツポツ生えるムラサキシメジ。
午後からの木漏れ日が似合う。
やっぱり、もうすぐ冬っつう季節感があるからですよね。

ケイさんが見てきた「キツコウハグマ」。
あれも晩秋の花ですね。
いいなぁ、あれ(^^)v(^^)v(^^)v

あゆさん、こんばんは。

ムラサキセンブリのお花見は晩秋といえども、暑かったですよ。
半袖一枚というのに、汗をダラダラ流しながら登ってきましたよ。

そうね、秋はお日様が斜めに射すのよね。
うちの縁側もたっぷりと陽射しが入るようになって、猫達が気持ち良さそうに
日向ぼっこしてますよ。

キッコウハグマ、いい花でしょう?
小さい花が好きな私は、このお花を晩秋に見に行かないと、1年が終わる気が
しません。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ