09年野山の花、ベスト100,10月
ここ数年、9月末か10月初めと言えば高知の梶ヶ森に登るのを恒例としていたのですが、今年はちょっとパターンを変えてみました。
いつもはオオヤマレンゲの時期に行く稲叢山に登ったり、初めて小豆島の山に登ったりしたことが、私として大きな変化でした。
ある山を季節を変えていく、あるいは今まで行ったことのない山に登ってみると言うのは、やはり収穫が大きいものですね。
一昨年、センダイソウの葉っぱを初めて見ていたのですが、この秋はセンダイソウの花を初めて見ることが出来ました。
オレンジ色の葯が印象的です。岩場を好む花なんですね。
レイジンソウも石鎚などではもっと早く咲きますが、標高の関係なのか10月になっていてもまだ綺麗に咲いているレイジンソウを見ることが出来ました。
タカネハンショウヅルは梶ヶ森で毎年たくさん見ますが、今年はその梶ヶ森に行かなかったせいで、ちゃんと見ることが出来なかったと思いましたが、何とか綺麗な姿を見ることが出来ました。
8月に石鎚で見ていたオオトウヒレンですが、10月の手箱山でもまだ何とか咲き残ってくれていました。
どこにでも咲いていると言うわけではないですが、阿讃山脈には意外と多いですね。
まずは真っ白なリュウノウギクが標高1000m程度の山に咲き始めますが、時期は10月半ばぐらいでしょうか。
高山から低山まで、びっくりするほどでした。
ここの自生地は群生が素晴らしかったです。
この秋に登った山で、低山ながら印象に残ったのが、小豆島の山でした。
ミセバヤが咲くということは、ひょんなことから知ったのですが、まさか雑誌で見かけたその数日後に、この目で見られようとは・・。
去年、高知の足摺方面で数百と言うツメレンゲの群生を見たのも記憶に新しいのですが、今年は小豆島でツメレンゲの群生を見ることになりました。
海岸で見るのとは趣が違い、山と海岸、その両方で見ることが出来たのは、ほんとに幸運といえるでしょうね。
香川の海岸に近い低山では比較的良く見ることができます。
ネズミサシ、ミシマサイコ、リュウノウギクなど、共通の植物も見ることが出来ます。
こんにちは。
あっという間に大晦日になってしまいました。
今年も綺麗な写真をたくさん有り難うございました。
来年も楽しみにしております。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。
投稿: 多摩NTの住人 | 2009-12-31 09:36
多摩NTの住人様、こんばんは。
今年もあと20分になりました(^_^;
お節もあらかた出来上がり、後はお重に詰めるだけです。
こちらこそ、今年も毎週のようにコメントをいただきましてありがとうございました。
来年もどうかよろしくお願いいたします。
投稿: keitann | 2009-12-31 23:41