09年野山の花、ベスト100，9月
高山では8月も下旬になると秋風が立ち始めます。
それに連れて秋の花がボツボツと咲きあがってきますが、9月ともなると山はすっかり秋の装いです。
花もリンドウ等の秋の花が見られるようになります。
四国の山では、私はまだ見たことがないツリフネソウですが、9月初めに山陰方面に旅をしたおかげで、今年はツリフネソウの群生を何度も見ることが出来ました。
四国のハガクレツリフネに比べると色も鮮やかで、目を惹きます。
ハガクレツリフネのように、葉っぱの下でひっそりと咲かないので、目立つのかも知れません。
タカネマツムシソウは東赤石で何度も見ていますが、何も着かないただのマツムシソウの自生は意外と見たことがありませんでした。
これも山陰の三瓶山と大山で見かけました。
四国の山では御馴染みのツルニンジンですが、この個体は白っぽい花を咲かせる個体で、上品でした。
初秋の石鎚山系を一人で訪れたのも、私としては初めてのことでした。
石鎚近辺は花の百名山にこそ入ってはいませんが、実に様々な花が見られます。
ハナイカリと言う珍しい花を見られたのも石鎚山系でのことです。
9月法半ともなると、いよいよ大好きなアケボノソウが咲き始めます。
今年もあちこちで、実にたくさんのアケボノソウを目にしました。
地味な花ですが、以前から見てみたかったウスゲタマブキの花も見ることができました。
アサマリンドウモこの秋はずいぶんたくさん見ることが出来ました。
石鎚山系はアサマリンドウも多いです。
東赤石や石鎚でもシラヒゲソウをたくさん見ましたが、標高の少し低い場所では9月後半でもまだ綺麗に咲いていました。
センブリの花は高山から低山まで幅広く咲きますが、今年は剣山系でいちばん早く目にしました。
ホトトギスも秋の花の代表ですが、チャボホトトギスは中でも地面にくっつくように咲く、とても可愛いホトトギスです。
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