忘年ハイキング、その2、堂山展望台
堂山南登山口を出発したのが10時40分、そして岡本登山口通過が10時47分です(撮影で5分はかかっています)
最初は普通の道ですが、3~4分も歩けば、樹林の中に向かう道が見えます。ここも特に道標がないので、教えていただかないとわからないでしょうね。
アキレス腱が良く伸びる急坂を数分登りますが、最初の一本はいつもながらきついです。
急な坂を登っていて、ふと上を見上げると、素晴らしい紅葉が目に飛び込んできました。
ヤマハゼとコナラでしょうか。地面にはアベマキの落葉も多かったので、アベマキかもしれません。
途中でえ~ちゃんがお知り合いの方とすれ違われたようで、立ち話を始めたら、結構長話になって、私には良い休憩になりました(^_^;
四国の山歩き人口は少ないのか、山では意外と知っている方に出会うことが多いのです。
冬場は皆さん、里山でトレーニングをされるので、里山歩きでも知人に会うことが多いですね。
再び歩き始めると、今度は山道の傍らにヤマツツジが咲いています。
今年は山でツツジの戻り咲きを良く見かけます。
最初の鉄塔に着きました。
鉄塔の周囲にはサルトリイバラの見事な実がたくさん見られます。
ここでほぼ稜線に出たとみえ、あとは緩やかなアップダウンを繰り返します。
小さい株から大きめの株まで、ずいぶんたくさん見ました。
マンリョウは我が家の庭でも、あちこちから勝手に生えて来ますので、小鳥の落し物からなんでしょうね。
モチノキらし赤い実を見かけたので野草友達のRさんに「モチノキの自生は初めて見たかも」と言うと笑われました(^_^;
野山には多いのだそうですが、なぜか私はあまり見ません。というか気付いてないだけなのかも・・。
モチノキは庭植えされてるのは良く見るのですけどね。
冬場は花が少ないので、イヌヨモギでも見かけたら撮影します。
紅葉すると言うのは初めて知りました。
意外と可愛いですね。
11月の女体山行きではシマカンギクを1株も見なかったので、県内のシマカンギクの分布の東端は一体どこなのだろう?ということが、ずっと気になっているのです。
あと、モチツツジの分布の分かれ目も是非調べてみたいと思うのですが・・。
稜線から少し東に逸れるような感じで登っていくと、そこが堂山展望台でした。
展望台には11時48分着で、ここで一休みしましょうと、え~ちゃんが提案してくださいました。
この日のリーダーはえ~ちゃんです。
堂山展望台には近くの方たちが初日の出を見に、元旦に大勢登ってこられるそうですが、なるほど標高274mとは思えないほど、360度の展望が楽しめて、驚きました。
こんな低山でこんなに展望が良い場所は私の知る限りでは初めてかもしれません。
目はどうしても先ず、高みを捜そうとしますので、大川山と竜王山の間に見える落合峠方面をまず撮影します。
向かって右が大川山で、これは丸亀方面から見るのと形が少し違いますね。
向かって左は竜王山ですが、竜王山は丸亀、満濃、琴南方面からは見えないのです。
その向こうに一段高く聳えるのが徳島の矢筈山などです。
私が望遠で撮影した、落合峠方面の画像にreikoさんが山の名前を入れてくださいました(reikoさんありがとう)
落合峠も矢筈山も何度か行っている懐かしい場所なので、見えると感慨ひとしおです。
五剣山は私などは小さい頃から父に「八栗山(やくりさん)」と聞かされて育ったので、八栗山というほうが馴染みがあります。
画像中央から左側の平らな山が屋島、中央にぽこぽこといくつかのコブが見えるのが五剣山です。
香川県民にはずいぶんと馴染みの深い山です。
画像左側後方にうっすらと見えているのが、10月末に登った小豆島の星ヶ城山です。
こうしてみると、小豆島のほうが高松市内より高い山があるのがわかりますね。
展望台には人懐っこいヤマガラ君が飛んできて、最初はこちらの人数が多いので、様子 を窺っていましたが、そのうち、慣れてきたようで水浴びし始めました。
頭まで水に潜るんですね。
可愛かったです。
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