瀬戸内の島歩き、その6、白梅と夕日
青い空に白い梅の花がなんとも綺麗です。
今年初めて見る白梅の花でした。
この週のあまりの暖かさに、この日初めて開花したのかも知れません。
まだチラホラとしか咲いていませんが、咲き始めの花も良いものですね。
この梅の花を撮影した後、直ぐに、紫谷山方面の山頂を目指して、ヤブコギを始めます。
ヤブ漕ぎを始めたのは15時12分ぐらいでしょうか。
遠めには木がなくて楽そうに見えたのですが、どうしてどうして、イバラが行く手を阻み、ワラビを刈った後に足を突っ込むわ、立ち木と見えるのは山火事で燃えた枯れ木で、ぐらぐらで役には立ちません。
笹が生えた場所がまだ笹を掴んで這い上がれるので、歩き易いほうでした。
途中から大きな岩が露出してきたので、山頂近くになったのだと思いましたが、帰りの船の時刻を気にしながらの登りでした。
急登を必死で登るので、真冬だというのに、汗がダラダラ流れ落ちます。
結局、山頂近くになるまで、トップを歩いていたこともあって、途中で撮影する余裕がありませんでした。
この画像は山頂近くと思われる大岩から港や城山方面を撮影したものです。
撮影時刻は15時46分となっていますから、ヤブ漕ぎに要した時間は約35分だったようです。
もっと長い時間だったようにも思いますが、意外と短かったんだなと、後になったら思いました。
結局、reikoさんが記録してくれていたGPSのトラックログのおかげで、後から歩いたコースがわかったのですが、登ったピークは紫谷山ではなく、その北東にあるコブだったようです。
ちゃんと地図を見れば良かったのですが、最初からの計画ではなく思いつきで登ったやぶ漕ぎなので、そういうこともあるでしょう。
こちらも同じく山頂付近の巨岩の辺りから庄内半島方面を撮影したものです。
レンズを広角レンズに付け替える手間も惜しんだので、ろくな画像が撮れていませんが・・。
帰りは、ミカン畑と民家を目指して下りますが、帰りはススキの葉っぱで手を切ってしまいました。(^_^;それに帽子もかぶってなかったので、頭はたぶんほこりだらけ・・。
常日頃、手袋や帽子をつけるのが嫌いなので、こういうときは被害甚大ですね。
下りもススキの葉で手を切ったりしながら、なんとか元のミカン畑に下ってきました。
港まで車道を引き返しながら、南の方角を眺めると、徳島の落合峠方面がまだうっすらと見えていました。
港には出航時刻より20分ほども余裕を持って付くことが出来たので、こんなことなら、苦労してヤブ漕ぎした山頂付近で、もう少し眺めを楽しめば良かったのかも・・・などというのは後だから言えることですね。
夕日が庄内半島に沈む頃に、小さな定期船はすだこうに着きました。
その後は、気心の知れた山仲間で 思い切り食べたり飲んだりと、楽しいときを過ごしたのでした。
1月とは思えないほど暖かい空気の中、素晴らしい眺めを楽しみ、思いがけないヤブ漕ぎに汗を流したりと、今年の新年山歩きも思い出に残る歩きとなったことでした。
こんにちは。
気の合うお仲間と、歩いて、食べて、飲んで、綺麗な夕日を見て・・、良いですね。
楽しそうな会話がこちらにも聞こえてきそうです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2010-02-06 10:56
多摩NTNの住人様、こんばんは。
山仲間は前向きな考えの人が多いので、一緒に歩いていても楽しいですね。
やはり体を動かすのが良いのでしょうか。
そういえば、明日はこちらでハーフマラソンがあります。
私も少しだけ観戦予定です(^_^;
投稿: keitann | 2010-02-06 23:00