瀬戸内の島歩き、その4、イヌノフグリ発見
さて、再び、歩き出そうとしたら、地面になにやら小さなピンクの花が咲いているのが見えました。
あまりに小さいので、しゃがんで近付き、確かめます。
そうしたら、オオイヌノフグリに良く似た花、でもうんと小さい。
これはイヌノフグリだと直感でわかりましたが、念のため野草友達のRさんに来てもらい確かめてもらいました。するとやっぱり、イヌノフグリに間違いないとのことで、大喜びしました。
最初は花だけしか気付かなかったのですが、良く見ると実もあちこちで結実しています。
私はマクロレンズは持ってないので、↑の画像は、最大のサイズで撮影したものです。それをトリミングしてありますが、こうしてみると短い毛が葉にも身にも生えていますね。
実の形は、この植物の名がそうつけられたということが、うなずけました。(^_^;
オオイヌノフグリより、実の形が顕著ですね。
花の直径は3ミリほどしかないので、立って眺めてようやく気付くほどです。
私が近視だったらたぶん、気付かずに通り過ぎていたでしょう。
花を見つけた後で、実を探してみたら、あちこちに見つかりました。
この調子だと、どうやら去年の暮れから咲いていたようですね。
少し下ると、海沿いの道に出てきました。
海面には黒い海鳥がぷかぷかとものすごい数で浮かんでいますが、近付くと一斉に飛び立ちました。
画像向かって左のほうに、おむすびみたいな綺麗な山が見えているのが、私たちの住んでいる市のシンボルである飯野山(讃岐富士)です。
文句のつけようのないほど真っ青な海に真っ青な空です。
後方には、この前歩いた、天霧越が見えています。
あの木々が生い茂った斜面を下ってきたわけですね。
防波堤の向こうには私にとっては馴染み深い天霧山や大麻山が見えています。
やはり讃岐の里山の格好をしていますね。
綺麗な海を時折眺めながら、車も滅多に走らない車道をのんびりと歩いて行きます。
手前には水仙とパンジーが植わっていて、向こうのほうに赤く見えているのは、さんとサルビアなんですよ。
さすがに暖かさを実感できます。
画像が最初のほう、取りそびれてしまいましたが、ブーゲンビリアなども咲き残っていて、島はやはり夜の温度が暖かいのでしょうか。
海の水がとても綺麗でびっくりします。
こんにちは~ご無沙汰しております(^-^)
イヌノフグリにビックリ!!です。
あるものなのですね~。実際に見たくて探して歩いたことがあったのですが、出逢えず終いです。
知人から頂いた種が、毎年庭で花を咲かせてくれたいます。
この果実には思わず笑みがこぼれますね(*^^*)
投稿: ami | 2010-02-21 11:04
amiさん、こんばんは。
イヌノフグリ、私も以前から名前は知っていても、実物は見ることが出来ずにいたのでした。
オオイヌノフグリのちょっとピンクっぽい花を見て、これがイヌノフグリ?なんて迷ったりして
いましたが、何よりイヌノフグリのほうが乾燥した場所に咲いていますね。
島のように暖かくてからっとして所がお気に入りのようです。
それに、島は、車も少なくて、まだまだ従来の植生が守られているようです。
イヌノフグリを育ててらっしゃるんですね。それも驚きました(^_^;
果実はほんとにユーモラスでした(^_^;
投稿: keitann | 2010-02-22 00:07