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2010-02-01

瀬戸内の島歩き、その3、荒れた竹やぶ道を下る

お腹もいっぱいになったところで、そろそろ下山にかかります。

下り始めは13時です。

山頂から少し下に下ったところに、「観音様歩道」という道標があったのを登りのときに見ているので、下りはそちらから下ろうということにしました。

P1246577

13時4分、観音様歩道への分岐を通過します。

ほんの少し下ったら、道が左右に分かれていました。

左側には通行止めがしてあります。

P1246607 道を右に行くと、石垣の下に何かを祀った跡があります。

どうやらこれが観音堂の跡のようですが、今はお堂はなくなっているようでした。

P1246595 辺りはヤブになっていて、そんな中、まさにヤブツバキが綺麗に咲いています。

P1246604 ちょっと高い枝にも綺麗に咲いています。

粟島のヤブツバキはピンク系の色が多いですね。

対岸の弥谷山付近は黒っぽい色のヤブツバキが多いのですが・・。

P1246608 問題は、下山の道ですが、やはり通行止めになっている道が「観音様歩道」のようです。

恐らく、道が荒れているので、通行止めにしてあるのだろうと判断しましたが、下ってみることにします。

もし、どうしてもダメなら引き返すつもりです。

トップはTさんが引き受けてくださいました。

道は樹林の中をジグザグに下っていますが、林床にはヤブランが群生していました。

踏み跡は微かに残っていますが、山歩きに慣れてない人は通行はやめた方が良いです。

P1246618 やがて、下るに連れて周囲が竹やぶになってきました。

しかし、竹が朽ち果てて、倒れているので、行く手が遮られ、歩きにくいったらありません。

竹を跨いだり、竹の下をくぐったりと、まるで、障害物競走ですね。

ところどころに赤テープがあるので、それでもたまに歩く人がいるようです。

P1246628 13時43分、ちゃんとした道に出てきました。

小さな道標が入り口の木につけられています。

P1246631 道を少し下ると、直ぐに墓地が見えました。

墓地があるということは、墓地までお参りに来るための道があるということで、ここからは道の心配はなくなりました。

墓地の周囲にも、道の傍らにもオドリコソウの株がびっしり生えているのですが、残念ながら花が咲いている株は見当たりませんでした。

P1246637 墓地の直ぐ前に咲いていたツバキは八重のヤブツバキのように見えましたが、これは誰かが植えた園芸種かもわかりません。

P1246641 驚いたことに、シマカンギクがまだ初々しい花を見せてくれました。

最近、咲いたばかりの花のようです。

P1246650 道を下っていくと、やがて石垣の間から海が見えてきました。

家並みの向こうに、私がいつも登っている善通寺五岳方面が見えているのが、ちょっと不思議な感覚です。

P1246653 まるで城壁のように立派な石垣を築いた家でしたが、住む人がもういないようです。

P1246659 対岸が良く見える高台から、天霧山や黒戸山を眺めます。

この前日も、丁度その辺りを歩いたばかりだったのです。

P1246663 reikoさんも熱心に撮影されているようです。

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