山好き、花好き

↑画像は、早くも高知の低山で咲いていたヒカゲツツジで、まさかこの時期にヒカゲツツジに会えようとは思ってもいなかったので、嬉しい誤算となりました。

徳島では、3月に車道にムクロジの実が大量に落ちていたのですが撮影し忘れていたので、車を降りてチエックしてみました。

車道の上に実がいっぱい落ちていますが、黒いのは果実からでてきた種子で、この黒い種子は羽根突きの羽根の玉や数珠のたまに使われるそうです。

びっしりと落ちていますが、この前通ったときはもっとすごかったです。

ムクロジの黒い種は自宅で種まきしてみようと思い、5粒ほど拾ってきました。

上を見上げるとかなり大きい木で、枝にはまだ落ちてない実がいくつか残っています。

次回ここをとおるときは忘れずに、葉っぱを見てこようと思います。それに紅葉も素晴らしいそうです。

ムクロジ科なんですね。

今まで車を停めた事のない小さな沢の近くで、車を停めたら、ニワトコの木の花が咲いていました。

そうなんです。春先に山野で良く咲いていますよね。

ニワトコといえば、私は顕微鏡の観察用切片を作るというのを、中学のときの理科の本で読んだ記憶があって、変わった木の名前とともに記憶に残っています。

珍しくもないムラサキケマンですが、たまには被写体にしましょうか。

なんとまぁ、車道の道端にユキモチソウが咲いていました。

でもたいていの車は時速50キロほどで走ってますから、まず気付かないでしょうが・・。

前回、この方面を訪れたのは3月14日ですから、1ヶ月近く経っています。

木々の芽吹きもすっかり始まっていて、リョウブの新芽も綺麗に出揃いました。

なおも車道の傍らを少し歩いてみると、なんとネコノメソウの仲間まで咲いているではありませんか。

葯は黄色です。

大きく見えるようにトリミングしてみました。

前回に別のサワで見かけたイワボタンと同じように思えますが、ネコノメの仲間はほんとに難しくて、自信がありません。

徳島にはヒメオオイワボタンという希少種もあるそうですが、それとは違うようです。

1ヶ月前には見頃で可愛かったシロバナショウジョウバカマもすっかり変色して実をつけ始めていました。

手前の花は辛うじて白い色を残していますが、見頃は完全に済んでいます。

シロバナショウジョウバカマの見頃は過ぎていた代わりに、この前は咲いてなかったかわいいタチツボスミレを見つけました。

車道法面の上のフェンスの中からはクサノオウが顔を出していました。

良く見るとクサノオウの直ぐ近くにはフウロケマンも咲いています。

フウロケマンは今年の初見です。

もうそんな季節なんですね。

3月に通ったときには白いヤマルリソウが点々と咲いていた法面に今度は黄色い花がいっぱい咲いています。

この花ですが、これまではミツバツチグリと思っていたのですが、少し前に野草友達の方とご一緒した際、テリハキンバイの可能性もあると言われました。

あらためて調べると、どうもテリハキンバイの可能性が高いように思われます。

テリハキンバイは小葉は同じ3枚ですが、形が少し違うのと長い匍枝を出すとあります。

白いヤマルリソウとテリハキンバイと思われる黄色い小花のツーショットがやはり愛らしくて見入ってしまいます。

ヤマルリソウとタチツボスミレのツーショットも撮影できました。