徳島~高知、ツツジのお花見ドライブ、その2、エイザンスミレ
さて、この日のいちばんの目的だったエイザンスミレの咲く場所に着きました。
一昨年、去年、そして、今年の3月と、この場所に来るのは4度目か5度目だと思うのですが、いつも2月末か3月に来るので、エイザンスミレの葉っぱだけ確認するものの、花は見たことがなかったのです。
徳島の別の山に咲くエイザンスミレは一際赤い色の花が咲くのですが、この場所のエイザンスミレはどんな花が咲くのか、一度見てみたかったのでした。
この場所で咲いていたエイザンスミレは薄紅紫色で、この前、愛媛の山で見たのと同じタイプです。
ここではタチツボスミレとエイザンスミレのツーショットが見られました。
前回、愛媛の山ではナガバノタチツボスミレとエイザンスミレが隣り合わせで咲いていましたから、今日は初めての組み合わせです。
タチツボスミレの株のほうが圧倒的に多いのと、花つきの良さもタチツボスミレがずいぶん良くて、こちらにも目を奪われました。
昨年まではスミレにあまり興味を示さなかったTさんも、今年はスミレに夢中なので、二人してキャーキャーと騒ぎながら撮影します、(^_^;
この場所はちょっとした野草の宝庫で、今回はフタバアオイも咲いていました。
ウマノスズクサ科、カンアオイ属の花です。
徳川の家紋がこの葉の模様に由来しているのは、あまりにも有名ですね。
まだ花芽のようでしたが、咲いても地味な花で、花芽とあまり変わらないような花なのです。
手前には実になり始めたものが見えていますが、まだサバの尻尾状態にはなっていませんね。
草丈10センチの小さな花ですが、毎年、絶対に見たい花の1つです。
小さいのでヒメウワバミソウの方かもしれません。
この前は咲いてなかったシコクチャルメルソウの花がもう咲いていました。
やはり徳島は早いですね。
こちらはコチャルメルソウの花で、こちらは前回来たときにも咲き始めていました。
シコクチャルメルソウは花も赤くて大きく葉も派手なのですぐにわかりますが、コチャルメルソウのほうは花も地味で小さいので、咲いていても見過ごしそうになります。
結構、存在感があるでしょう?
今では山地でしか見かけなくなった在来種のミミナグサも咲いていました。
そういえば、毎年、香川の山で4月に見かけるのでした。
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