3月末の里山散策、アケビとムベ
登り口にはホトケノザが群生していました。
最近では冬場から休耕田などを紫に染めて群生しているホトケノザですが、本来ならば今の季節の花ですね。
我が家にもたくさん出てきますが、やはり庭に出てくるのは抜いてしまいます(^_^;
この日は良くわかるように、葉っぱを主に撮影したら、花がピンボケですね。
小葉が5~9個で、頂小葉がもっとも大きいです。
奇数羽状複葉で、この画像の葉7枚の小葉があるようです。
ツリガネニンジンの若芽はトトキといって、美味しい山菜なのだそうです。
ここにはたくさんありましたが、四国は野菜が豊富なので、何も綺麗な花を咲かせる野草の芽を食べる必要はないですね。
ワレモコウの花の時期にもこの山に来ようと思うのですが、なかなか実現できていません。
でももう、終盤のツクシですね。
苗代を作る頃に熟するのでしょうか。
そういえばナワシロイチゴというのもありましたっけ。
香川でもアケビの花がもうこんなに花盛りとなっていたんですね。
このあたりはアケビ、ミツバアケビ、ムベが絡まりあってすごいことになっていました(^_^;
花はもう少し先ですね。
秋からずっとこの状態なんですね。
香川の里山ではいちばん普通に咲いているナガバノタチツボスミレです。
マダラナガバノタチツボスミレという名があるようです。
でも、この葉っぱ、可愛いですね。
小さな花芽もちゃんと上がっていますね。
ヒサカキの花が目の高さで咲いていたので、花を良く見てみます。
これはオシベが見えるので雄花ですね。
メシベが見えています。
隣り合わせに雄株と雌株があったので、手で枝の元から一緒に持って片手で撮影しました。
花の大きさや花の構造が分ると思います。
しかし、サルトリイバラは残念ながら雌花を見つけることが出来ませんでした。
画像の花は雄花です。
けいさん どぉも(^_^)
ぼくの野草の棚には、キジムシロらしいのが一鉢ある。
コケ球を作って、テッペンに植えてある。
今が花の最盛期、とどうじに四方にライナーを伸ばしてきてます。
ただねぇ、
ぼくが植えたのは「ミツパツチグリ」だと思ってた。
たしか、植えたときに根茎(球根)を埋め込んだと思った。
なんど見ても「キジムシロ」。
投稿: あゆ | 2010-04-05 13:44
もひとつ、、、
アケビは、そもそも自然種です。
だけどムベは栽培種だと思ってた。
そんな系統が三種も、同じとこで生きてるなんて面白いね。
うちのアケビは人工的に受粉してやると、実付きが格段とよくなります。
投稿: あゆ | 2010-04-05 13:48
あゆさん、こんばんは。
キジムシロまで、植えてるんですか?(^_^;
根茎があるならミツバツチグリじゃないんでしょうか。
今日はミツバツチグリの花をたくさん見てきましたが、慣れると、やはりキジムシロとは
雰囲気が違いますよ。
といっても花ではなく、株の様子が違います。
それにこの記事にも書いたように、キジムシロの葉っぱは小葉が5~9個ですから、3個の
ミツバツチグリとは簡単に見分けがつきます。
この辺りではムベもアケビもちょっと山に行くと(山に行かなくとも)ずるずると木に絡まって
いますよ。
特に低山はこういうツル物が多くて、木がダメになりそうになってるのを良く見ます。
ムベの実も甘くて美味しいけど、風情で言うとアケビが上でしょうか。
投稿: keitann | 2010-04-05 22:12
けいさん こんにちは。
ふ~ん そうかぁ。
キジムシロとミツバツチグリ、葉っぱの数だったんですね。
大事なとこを見落としてた。
んじゃ、ぼくんとこのは「ミツバツチグリ」のようです。
んで、
こんなもの植えてます。
下に降ろすと暴れますから小鉢に植えています。
何年か前の秋、東名高速が渋滞しててノロノロ。
中央分離帯を見ると、ものすごい数のムベの実がついてました。
いつもは高速走行ですから見えません。
アケビと違って熟れても実が割れませんから、小鳥が食べにこないのを計算に入れて、
植えたんでしょうね。
投稿: あゆ | 2010-04-08 11:10
あゆさん、こんばんは。
キジムシロとミツバツチグリ、これも慣れてくると、先ず葉を確認するように
なりますから大丈夫。スミレと同じで、葉の観察は大事ですね。
私もこの前、ミツバツチグリとスミレのツーショットを撮影しましたが、とても
良い雰囲気でしたよ。
それに山野草マニアの人も、鉢にミツバツチグリを植えてるみたいですよ。
私はアケビよりどちらかというと食べるのはムベの方が好きですね。
でも、ムベは常緑ですから、年がら年中、葉があって、ちょっとうるさいかもしれません。
投稿: keitann | 2010-04-08 22:56