今年も東赤石タカネバラ山行、その6、イシヅチザクラの実
トラバース道から山頂へと向かう直登道は、距離は短いのですが、結構な急登なので、休み休み登ります。
いちばん最初に休憩した沢で、私と入れ違いに来られた夫婦連れのお二人が山頂から下ってこられるのとすれ違いました。たぶん、お二人は沢コースを登って山荘経由で来られたのでしょうね。コースタイムは山荘経由のほうが少しだけ短いと思います。
12時44分にようやく稜線に出ました。この道標が立っているところが赤石越です。ここまで来たら、山頂は直ぐです。
6月初めに来たときは、ここに綺麗なシャクナゲが咲いていましたが、さすがにシャクナゲも完全に終わっています。
ほんの少し咲いていたアケボノツツジも実になっています。
タカネバラもほんとに株数が多いですが、イヨノミツバイワガサも株数の多さでは負けていません。
見事に花つきが良くて、まさに見頃です。
アップし忘れていましたが、シラヒゲソウも東赤石には多くて、このときはまだ花芽が上がっていませんでしたが、7月末には咲いていると思います。
前回来たときにも花が咲いていたウスノキですが、今回は花色がもっと赤くなっています。
こちらも何とか咲き残っているシライトソウですが咲き始めのときとは、雰囲気が全然違います。
何故か、このコースで登ると、いつも山頂に着くのが13時ごろになります。
花がなければ撮影にも手間取らないので、早く着くかと思えばそうでもないみたいです(^_^;
この日の山頂は誰もいないので、のんびりと飲み物を飲んだり行動食を食べたりします。
自宅から持ってきた凍らせたアクエリアスは山頂に着いても、まだ少し凍ったままでしたから、気温はそれほど高くはなかったようです。
この日は幸い、ブヨにもそう悩まされることはなく、ネットの出番はありませんでした。
この日は、先ほど登ってきた直登道をトラバース道まで下って、トラバース道経由で権現越に向かうつもりです。
下る前に、可愛く咲いているイワキンバイを激写しました。
夏の東赤石の山頂では、このイワキンバイが楽しみです。
バラのシュートみたいな赤くつんと伸びた枝はヒロハヘビノボラズの新芽ですね。
トゲがあるところも、バラのシュートみたいです。
岩の陰から、ホソバシュロソウが顔を出していますが、花は今年はまだまだのようです。
登りでは気付きませんでしたが、下っていると、赤い実が見えました。
どうやらイシヅチザクラの実のようです。
そして、イシヅチザクラの直ぐ向こうにはドウダンも咲いています。
稜線のタカネバラはまだ花芽でしたが、稜線から少し下っただけで、タカネバラが咲いています。
大岩をバックにもう一度タカネバラを撮影です。
登りのときは気付かなかったのですが、シコクギボウシに花芽が上がっていました。
シコクギボウシの花の茎は濃い紫色をしています。
いつもタカネバラの時期に来るので、ここのところシコクギボウシの花を見ていません。
良く見るとたくさんの花芽が上がっていますが、花は7月半ば頃が見頃でしょうね。
ここから先は、今まで一度しか歩いていません。しかも逆コースを歩いているだけで、こちらから下るのは初めてです。
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