低山にも秋の気配、、キキョウ
ユウスゲが咲くことは知っていても、まだユウスゲの季節には訪れたことのなかった低山を8月7日に訪れてみました。
ユウスゲには少し遅すぎた感じだったのですが、思いもかけず、咲き始めたばかりの初々しいキキョウの花を見ることが出来ました。
野草を見始めたばかりの頃、そうですね、8年ぐらい前のことでしょうか。当時小学生か中一だった末っ子と一緒に、8月の末に近くの低山に登ったことがありました。そのときに、初めてミヤマウズラの花を見たのですが、キキョウの花も咲いていたのです。
でも、その頃はキキョウが自生しているなんて、思いもつかず、誰かが植えているのだとばかり思っていました。低山なので、中には水仙なども植えられていたりするので、てっきり誰かが植えたキキョウだろうと思ったのですね。
リンドウをその後、野山で見かけるようになり、リンドウが自生していることを知りました。
もともとはキキョウもリンドウも野山の花だと頭ではわかっていても、今も里山に咲いているのをこうして普通に見られるとは思わなかったのでした。
その後、山でオミナエシやリンドウ、キキョウを何度か見る機会があって、香川の里山にはこうした植物がまだまだ残っていることに、小さな感動すら覚えました。
結局、この日は3,4ヶ所でキキョウの花が咲いているのを見かけました。
庭植えになっているキキョウを見ていると、意外と7月ごろから咲いています。
今頃の野山は、ワレモコウやツリガネニンジンなど、「小さな秋」を見つけるにはうってつけの季節です。
暑い暑いといいながらも、秋は直ぐそこまで来ていますね。
今晩は。
自生のキキヨウ、色彩に派手さがなく質素ですね。
でも、厳しい自然環境に育つ気品さがありますね。
私も今宵、園芸種ですがキキョウアップしました。
ワレモコウやツリガネニンジン…秋ですね。
投稿: 立山の麓から | 2010-08-15 00:02
「立山の麓から」さん、こんばんは。
自生のキキョウは栽培物のキキョウのように賑やかには咲きませんが
凛としていますね。
特に香川の里山は痩せ土が多いので、こういう咲き方になるのかも
知れません。
同じ山にワレモコウやツリガネニンジン、センブリなども咲きます。
最近の里山には少なくなった花ばかりですが、まだまだこういう花が
残っている讃岐の里山を地元の人間としては誇らしく思います。
投稿: keitann | 2010-08-16 22:39