8月初旬の東赤石、その7、サンショウウオとアサギマダラ
13時丁度に瀬場へと下る尾根コースへの分岐を通過しました。
ここのところ、権現越経由で下山することが多かったのですが、この日は雨とあって、さすがにロングコースを歩く気にはなれません。
このコースを歩いていて見たものとしては、4年ぶりぐらいでサンショウウオを見ることが出来ました。
4年前に見たときとはまるで別の場所で見かけましたから、東赤石ではいくつか棲息地があるようです。
折角雨の中をのんびりしていたサンショウオ君だったのですが、たまたま私が通りかかったために慌てて水溜りのほうに逃げていきました。
ヘビは相変わらず苦手ですが、最近、トカゲやヤモリ、サンショウウオなどは可愛いと思えるようになりました。
イシヅチサンショウウオというのがいるそうなので、もしかしたらそれかもしれません。
いつもアサギマダラを良く見かける場所には雨にもかかわらずアサギマダラを2頭見ることが出来ました。
とまっているのは葉っぱが輪生しているように見えるので、ヨツバヒヨドリでしょうか。
ヒヨドリバナの仲間は蜜が美味しいのか、アサギマダラがとまっているのを良く見かけますね。
ヤマアジサイは下のほうでは花が終わっていましたが、上のほうはまだまだ見られる状態でした。
東赤石のヤマアジサイは上のほうは赤いものが多く下はブルーの花が多いように思います。
群生で咲いていると、見ごたえがあります。
花は周辺に行くほど大きくなるのと、葉に特徴があるので、難しいセリ科の中でも比較的見分けのつきやすい種類です。
ナンゴククガイソウはこの場所のものは花がほぼ終わっていましたが、この翌日に権現越を訪れた山友達の話では権現越のナンゴククガイソウはまだ見頃だったようです。
山では着々と秋の準備が進んでいるようでした。
大型の植物、オオトウヒレンが並んで立っていると、ちょっと目を惹きます。
ヤマホトトギスはこの前に四国カルストで見たばかりでしたが、この日はヤマジノホトトギスも1輪だけ咲いていて、秋を感じさせてくれました。
コメント