秋晴れの梶ヶ森を歩く、その3、秋の花次々と
尾根筋の登りを登っていると、アサマリンドウの花芽のブルーが目に飛び込んできました。
この日の目的の1つは、アサマリンドウの花だったのですが、結局、きちんと開いた花には会えずに終わりました。時期が早かったのと、今年の猛暑で秋の花が遅れているためのようでした。
石鎚山系ですと標高が高いので、9月中旬には充分アサマリンドウが咲いていますが、梶ヶ森は山頂でも1400m弱しかありません。
北アルプスでは花をたくさん見ましたが、梶ヶ森で見たのは初めてです。
どこで合流するかと思っていましたが、こんなに上のほうで合流するわけです。
ということは、ゴロゴロ八丁ルートは、山荘までをほぼ直登しているようですね。
いつかはゴロゴロ八丁ルートも歩いてみたいものです。
合流点から先は見覚えのある道になりました。というのも、去年だったか、1人で来たときに、山荘から逆に少しだけ、こちらに歩いたことがあるのです。
滝の付近で群生していたものの、暗くて画像が没になってしまったシコクママコナをようやく陽射しの下で撮ることが出来ました。
今回の梶ヶ森ではいたるところでシコクママコナの群生を見ましたが、これほどシコクママコナの多い山だとは・・・。
やはり訪れる時期が違うと印象も違います。
山荘付近はゲンノショウコがいっぱい咲いています。
山荘からは車道を歩くことが多いのですが、たまには登山道を歩こうということになり、山荘裏手からついている山道を進みます。
この山道は、もう7年ほども前、山歩き復帰後に初めて梶ヶ森に来たときに歩いていてそれ以来です。
ここで、この日初めての、そして今季お初のリンドウの花が咲いていました。
いつ見ても綺麗なブルーですね。
それほど数は多くはありませんでしたが、綺麗な色のリンドウを数輪見ることが出来ました。
設定を間違って、変な画像ですが、梶ヶ森山荘を見下ろしたところです。
山道はところどころで行き止まりになったり、あやふやなところが多く歩きにくいので、ここでやぶこぎ少々して、車道に戻ります。
一旦、車道が出来てしまうと、登山道があやふやになることが多いですね。
車道のわきに綺麗に咲いていたツリガネニンジンをKさんが見つけました。
ところどころ、車道の横にススキが生えていて、そのススキの横を歩きながら、山頂を目指します。
アンテナが立っているのが梶ヶ森の山頂です。
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