豊島(てしま)で見た花、その1、タデの仲間など
10月12日、連休明けの日に、初めて豊島に行ってきました。
10月末まで瀬戸内国際芸術祭が行われていて、主人にお付き合いして行ってきましたが、私は本音を言うとアートよりも島の眺めや咲いている花のほうに興味がありました。
豊島の家浦港で高速艇を降りた後、てくてくと唐櫃の清水のほうに向かって歩き始めたら、数年ぶりでハマゴウの花を見ました。
ハマゴウの群生を今までで一番たくさん見かけたのは、小豆島の二十四の瞳の映画村でした。
今回見たのはほんの少しでしたが、それでもブルーの花を見るのは久しぶりだったので「さすがに島」と思いました。
意外だったのは、豊島には水田が結構あって、畦には四国本土と変わらず、ヒガンバナが咲いていることでした。
島でヒガンバナを見たのは初めてのことでした。
ツルボとヒガンバナは我が家の近くにも一緒に咲く場所があって、この二つはどちらも球根花ですが、相性がいいのでしょうか。
側溝にはイヌタデとポントクタデが咲いていましたが、私はポントクタデを見るのは初めてのことでした。
葉に辛味がないため、ヤナギタデとよく似ていますが、見分けられます。
花穂が枝垂れて、なかなか風情があります。
田んぼの雑草とありますが、あまり田んぼの近くに植物観察に行くことが少ないので、見たことがなかったようです。
ツユクサ科だそうで、そういわれればどことなくツユクサに似ています。
シロバナサクラタデも咲いていて、あっという間にたでの仲間3種が見られました。
道端で見かけた黒いブドウのような実・・・これはもしかしたらエビヅルでしょうか。
エビヅルなら確か食べられるはずと思ったのですが、結局、食べませんでした。
帰宅して調べるとやはり食べられるとありました。
よく似ていますが、こちらは色とりどりの色をしたノブドウです。
こちらは食べられないそうですね。
水田はほんとに、思ったよりもたくさんあって、小豆島みたいに大きな島を除いたら、あまり稲作をしている島はないとばかり思い込んでいたので、驚きました。
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