高松市街地の山をミニ縦走、その4、折れたユーカリ
こんな陽だまりをのんびりと登っていきます。
季節外れで咲いてるのだと思いますが、花の色や形、そして木の全体の姿からイボタかな?と思ったりしました。
野草友達のRさんがその日のうちに調べてくださって、やはりイボタでよいそうです。
イボタって6月に低山で見ますが、えらくフライングしたものです。
讃岐の里山は、直登してる場所が多いので、こんな急登がしばしばあります。
峠の標高はせいぜい90ほどでしょうから100mちょっとを登り返しました。
それにしても立派な山頂標識ですね。
野山がこの日二つ目のピークで、最後が浄願寺山なのですが、またまた鞍部まで下ります。
野山の南面は木も生えてない、草原でした。
これって夏場はどんな感じなんでしょう?
鞍部付近から眺める景色は、さすがに香川一の町、高松だけのことはあります。
家並みにビルという、普段、山から眺める景色とは一味違います。
鞍部から浄願寺山山頂までの登りは薄暗い樹林の中の単調な登りなので、撮影しそびれてしまいました(^_^;
単調な登りを登り終えて、後はだらだらとした歩きになります。
山道の横には鉄塔が立ってますが、ここも雪が結構積もっています。
この日登った三座の中では最高峰です。
浄願寺山南麓にある山浦神社の末社のようでした。
ここも雪が残ってますね。
浄願寺山の下山口までもう直ぐと言うところまで下ってきたら、こんな葉っぱが見えました。
最初はヤドリギか何かと思ったのですが、それにしてはあちこちに見えます。
Eさんがユーカリの木だと教えてくださいました。
周囲を見回すと、この付近はなぜかユーカリの木がたくさん生えてるのです。
ユーカリは小学校の頃、校庭にありましたが、確かに大木でした。
良く見ると、こんな風にバリバリと裂けたユーカリの木もあります。
Eさんの話ではユーカリはもろい木で、たぶん今回の雪の重みで折れたのだろとのこと。
帰宅して検索したところ、ユーカリは大きくなるのも早いけど、木質がもろいそうです。
それにしても、なぜ、この場所にこれほどユーカリが生えているのか、ちょっと疑問に思いました。種が飛んで来たのでしょうか?
他の山では、こんなにユーカリが生えているのは見ないように思うのですが?
下山は丁度15時30分でした。
4時間という丁度良い時間の歩きでしたが、こんな街中の山でも、山の中ではそれほど人にも会わず、静かな歩きを楽しめるものですね。それに思ったより植生も豊富です。
冬場は、これからも里山歩きを楽しみたいですね。
こんにちは。
雪が見えるのにイボタが咲いているとは驚きです。
相当なフライングですね。
山の上から眺める街は、春の空気ですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2011-02-22 09:08
こんばんは!
里山縦走~お疲れ様でした、市街地ですが、中々面白い所でしょう?
春は花がたくさん咲きますよ~
投稿: え~ちゃん | 2011-02-22 22:56
多摩NTの住人様、こんばんは。
イボタの花が今頃咲いてるなんて、面白いでしょう?
何度も見ている花でも、季節が違うのと花が固まって咲いてないことや、葉の色が違うことなどで、イボタとは直ぐにはわかりませんでした。
人間の頭って、既成概念が強くて、ちょっと違う感じだと、なかなかわからないものですね。
クイズみたいなもので、山歩きは楽しいですよ。
この日は歩いていると汗ばむほどでしたが、雪の積もったところはそれでも涼しかったですよ(^_^;
投稿: keitann | 2011-02-22 23:13
え~ちゃん、こんばんは。
高松市街地の山を案内していただいて、ほんとに良かったです。
疑問だった峰山=岩清尾山ということもわかり、高松の山の連なりがかなり理解できましたよ。
それに街中にある山なのに、意外に植生も豊かですね。
残念だったのは、山道沿いに植栽の木が植えられていたことです。もう一度、今度は春にお邪魔したいですが、春は忙しくて、なかなか里山まで登れないのが悩みです(^_^;
投稿: keitann | 2011-02-22 23:23