お彼岸の花散策、その5、ヒメオドリコソウとユキワリイチゲ
ヒメオドリコソウも早春から春にかけて、あちこちで見かける花ですが、今年は3月末まで見る機会がなかったのでした。今年はヒメのつかない日本のオドリコソウもまだ見ていませんが、こちらもそのうちに見られると思います。
ヒメオドリコソウは今回はタネツケバナやオオイヌノフグリと混じって咲いていました。
いつもはもっと早く来ることが多くて、こんなにいろいろと咲いてないのですが、小さな花が色とりどりで咲いているさまはちょっとしたお花畑みたいで、可愛かったです。
オオイヌノフグリと一緒に咲いているのが特に良い雰囲気でした。
ヒメオドリコソウは小さなピンクの花も良いですが、全体の赤味を帯びた姿が絵になりますね。
被写体としてはむしろ大型のオドリコソウより味わいがあるかもしれません。
もっとも、ヨーロッパ原産の帰化植物で、日本本来の植物ではないですが、ヒメオドリコソウの名がぴったりです。
これは繁殖力もほどほどなのか、憎たらしいほど増えると言うこともなさそうです。
ユキワリイチゲの自生地にはこの日はあまり時間がなくて、立ち寄れませんでしたが、たまたま通りすがりで見かけた一輪です。
でも、この日は山間部は薄曇で気温も低く、まだまだ寝ぼけまなこで半分閉じた姿でした。
イタビカズラそのものは、四国の山ではよく見ますが、実となるとそれほど見る機会はありませんが、この場所のイタビカズラはよく実をつけています。
菜の花も例年ですと冬場から咲いていますが、やはり青々とした麦畑の中で見る菜の花は格別です。
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