011年、大江高山と山陰花紀行、その7、稜線を歩く
山頂に着いたら、おなかも空いたことだし、とりあえずおむすびを一つ食べます。ゆっくりしたいところですが、帰り道も相当時間がかかるのと、花を見る時間をゆっくり取りたいですね。
2年前に山頂付近で咲いていたタムシバは今回は見つけることが出来ませんでした。木が切られたか枯れたかしたのでしょうか?
600mほど下になるのでしょうか。山頂から北東の方角に集落が綺麗に見えています。
讃岐の山みたいなぽこぽこした形の山がいくつも並びmその向こうの何もないのが日本海ですね。
日本海までは地図で見ると10キロしか離れていません。
霞んでいてはっきりとは見えませんが、肉眼では三瓶山も見えていました。
10分ほどしたら、今度は山田側の山頂に向かって出発します。
こんな稜線を下りますが、これが直ぐにちょっときついくだりになります。
鞍部に向かって一旦、100mばかり下ります。
ここにはトラロープが張ってくれてありました。
南側の山すそがよく見える部分があって、覗き込むと、今まで飯谷登山口付近と歩いてきた道が綺麗に見えます。
肉眼では停めてある私の車まで見えていました。(^_^;
先ほど、下から見上げた場所を歩いているのだと思ったら、気持ちが高揚しますね。
これも稜線で咲いていたミヤマカタバミですが、山すそのものに比べると初々しいですね。
鞍部まで下りきると、後はなだらかな登り道ですが、しょっぱなの急登のようなことはなく、楽なものです。
半袖ですが、歩いていると吹く風が心地よく感じられます。
雪の石鎚に登ってからまだ一ヶ月も経ってないのが嘘のようですね。
草丈は10センチほどしかありません。
それにしても、ギフチョウとはまた会えるかと思いましたが、登りで見かけて以来、全然、飛んできません。
目の前にピークらしきものが見えてきたのですが、偽ピークで、山田側山頂はその直ぐ向こうにありました。
14時15分、山田側の山頂に着きました。
本物は見たことないですが、桂林のような山が林立していて面白い光景です。
大江高山火山群と言うそうでトロイデ型火山なのだそうです。
こんにちは。
良いお天気のようで良かったですね。
山の形は確かに桂林のようにも見えますね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2011-04-15 08:27
多摩NTの住人様、こんにちは。
このときは天気が直前まではっきりしなくて、もし天気が悪ければ別のところに行こうと思っていました。
やはりロングドライブが雨や曇りだとテンションが下がりますからね。
オムスビ型の山は私の住む香川にも多いのですが、これだけ数が多いと見ごたえがありますね。
投稿: keitann | 2011-04-15 11:57