2年ぶりにゴヨウツツジを見る、その3、シャクナゲ
岩黒山頂からは、少し下りになります。
初秋にはこの下りではリンドウなどが咲いているんですよ。
この付近からはアケボノツツジと石鎚がツーショットで写せるはずですが、アケボノは花が終わっているし、石鎚も半分ガスに隠れています。
でも、梅雨の最中にしては、これだけ青空が見えれば文句は言えません。
10時3分、丸滝小屋を通過します。
土小屋から歩き始めた辺りではタチツボスミレが咲いていたのですが、丸滝小屋を過ぎて少しのところで、フモトスミレが咲き残っています。
スミレを見ると、やはり嬉しいですね。
アケボノスミレは完全に終わっていて、ヒカゲスミレもほぼ終盤でしたが、シャクナゲ葉ゴヨウツツジと同じ頃に咲き出すのです。
この場所での咲き具合を見ると、どうやら今年はシャクナゲの表年のようですね。
岩黒山~筒上~手箱山はツツジの花が堪能できるコースですが、花の時期が微妙にずれているので、すべての花を同時に楽しむわけにはいきません。
アケボノが見たければ5月10日~半ば、ヒカゲツツジはそれより少し遅れて、ゴヨウツツジは5月末~6月上旬なのです。
そして、最後がシャクナゲですね。
咲いていてくれるかしらん?と心配していましたが、ちゃんと咲いていました。
keitann様 こんにちは
奇遇の山友さんとも一緒で、天気も良くて、心弾む山行のようで何よりです。
小生の場合、今年は未だシャクナゲを見ていないのですが、高いところならばこれから見られそうですね。
シャクナゲには特別の雰囲気がありますね。
イワカガミも確認できてなかなか実り多いものとなっていますね。
投稿: ぶちょうほう | 2011-06-13 05:24
ぶちょうほう様、こんばんは。
この日は、梅雨の最中だと言うのに、いつもガスが出やすい場所にもガスひとつ出ず、ほんとに幸運でした。
下ってきたら登りでかいた汗も乾いていましたから、湿度も比較的低かったようです。
シャクナゲは四国の山には多いので、5月にはすでに県内の山で少しだけ見ていましたが、6月ともなると高山でもシャクナゲが盛りとなります。
本州の山では、いまだにハクサンシャクナゲやキバナシャクナゲしか見たことがないのですが、そちらにはホソバシャクナゲと言う固有種が咲くのでしたね。
イワカガミもアルプスで毎年見るのですが、最近は四国の山でもその前に見られるようになりました。
投稿: keitann | 2011-06-13 21:25