5月の駆け足ドライブ、その9、ガスに覆われた池
苔の中に赤いイワカガミの葉や、三枚葉のミツバオウレンの葉が見えています。
天然の寄せ植えと言いましょうか、花が咲いてなくとも十分に鑑賞に堪える美しさですね。
ゴゼンタチバナの葉もちらほらと見えて、7月に咲いた光景を想像するのもまた楽しいです。
いつもは花が咲いていて当たり前と言う季節ばかりに来るのですが、たまには季節を変えた風景も良いものです。
雪解け水が白駒池に流れ込んでいます。
あまり展望もなさそうだし、靴もウオーキングシューズなので、ほんの様子見だけしてみます。
雪が腐っていて潜るところがあります。
ウオーキングシューズでは到底無理のようです。
つくづく、登山靴用の靴下とスパッツ、出来たらダブルストックも持ってくるべきだったと後悔しました。
これもウスギオウレンでしょうか、ずいぶん黄色の色の濃いk大河咲いています。
最初のほうに出会った株に比べると、この辺りの株は公然の具合で、まだ撮影しやすかったです。
四国の東赤石にはホソバツルツゲという珍しい低木が生えるのですが、北八つのはホソバがつかないツルツゲのようです。
初夏に白い花が咲きますが、確か朝日岳の下りで見ていると思います。
そして、これも先ほど青池荘のほうから眺めた白駒荘には12時前に着きました。
美味しいコーヒーが入ってますと言う看板に引かれて、コーヒーを飲むことにします。
何しろ、ホテルを出てからこの日はきちんと休憩してないですね。
小屋の中には生憎の天気でしたが、それでも2,3人の登山者の方が休憩されていました。
小屋の外ではカメラのツアーの方たちが三脚を立てて撮影されたり休憩されたり・・・。
コーヒーは一杯400円ぐらいで、山の中で飲めることを考えればお安いものですね。
鏡平の小屋、種池の小屋・・・山のあちこちで飲んだコーヒーを思い出します。
コーヒーを飲み始めた途端に、池の水面をガスがすべるように湧いてきました。
山の光景は下界とは違い、ドラマチックです。
1時間程度の池の散策を終えて、駐車場へと引き返しました。
相変わらずガラガラの駐車場を後にして、再び車で走り出します。
いよいよ麦草峠が近いのですが、その手前に標高2100mの標識が見えています。
下に見えているウサギの絵は「ウサギが飛び出してくるので注意と言うことなんでしょうね」
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