今年初めての東赤石へ、その11、タンナサワフタギ
画像は権現岩をバックに咲いているカノコソウです。
電力の鉄塔保守路までは一旦、権現山方向に登ります。
登りながら、時々後を振り返ると、赤石山系の山なみが意外とよく見えます。
日当たりの関係か、こちら側のほうが開花が早いようです。
再び振り返ると、今度は八巻山らしきピークがガスに覆われ始めていました。
あそこまで垂直距離にして800mの下りです。
登山道空ほんの好きし離れたところに、真っ白な花を咲かせた樹木が見えます。
以前歩いたときは咲いていたかな??
この道はこれで3度目なのですが、最初のときは大雨でカメラを出すことが出来ず、この辺りの記録が残っていません。
確かこれはタンナサワフタギだと思いました。
こんな尾根筋に咲くんですね。ちょっと意外でした。
道の両側に真っ白に咲き誇っています。
この10日後に、寒風山に登ったのですが、こちらの尾根筋もタンナサワフタギが見ごろでした。
コゴメウツギもここでは尾根筋の明るい場所で咲いていて撮影が楽です。
権現岩の横を通過しますが、鉄塔保守路らしき道が草に覆われてとてもじゃないけど、進むことが出来ません。
上の鉄塔のところから保守路に入るのだったかな?と思い、もう少し登りますが、道はだんだんヤブがひどくなって、草や低木をかき分けながら進みます。
登山道は草に埋もれて見えない状態ですね。
かき分けると何とか道はあるのですが、フジイバラやいろいろなものが繁っていて、歩きにくい・・・。
咲いたらどんなにか見事でしょうね。
風が強いので、手で押さえてナンゴククガイソウの花芽を撮影します。
花芽は上がっていて、後半月もすれば咲きそうですね。
これはタカネバラと同じ頃に咲くはずです。
振り返ると権現岩は見えていますが、東赤石方面もガスに巻かれてきました。
土居側への下山路ですね。
いつか、こちら側からも登ってみたいものです。
電力の保守路の入り口を示す看板がありますが、藪がひどくて一人ではちょっと歩く気になれません。
今年は雨が多かったからか、草刈がまだされてないようですね。
以前通ったときは快適だったのですが・・・。
仕方ない、権現越まで引き返し、通常の登山道を下ることにしました。
15時丁度に、再び権現越まで戻ってきました。
30分のタイムロスです。
時間が押してきたので、ここからは休憩なしで、下ることにしました。
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