裏寒風を登る、その2、最初は植林帯歩き
寒風山の西尾根に取り付いて登り始めたのは7時20分でした。
この日のメンバーは高松の山友達のRさん、Eさん、Kさんです。このメンバーでは去年秋は広島の比婆山に登りましたし、ついこの前の5月には皿ヶ嶺に登っています。
登り口はいきなり手を使って木の根っこを頼りに這い登るというシーンで驚きますが、その後は植林帯の中の歩きとなります。ルートは割合はっきりしていて、赤テープもそこそこついているので、迷うことはありません。
植林の中とて植生には乏しく、色の付いた花を見たのは、このヤマツツジが初めでした。
ヤマツツジは遅くまで花が咲いていて、ほんとにびっくりします。
最初は樹林帯の中で風もなく、標高も低いので、汗がだらだらと流れます。道は結構こなれた良い道ですが、傾斜はかなりのものです。
境界を示している杭が尾根にはところどころ見えていて、境界を境として左側が植林だったり、右側が植林だったりします。
恐らく、かなり以前から作業道のような感じで道がついていたものと思われます。
車道がそこだけ広くなっていたのも、そういう作業をする方たちが車を停めるためのように感じました。
林床は、こういう植林に良く見られるようにツルシキミの群生です。
2万五千図が用意できなかったので、少しでも見やすい地図をと前日に買ってきた泉保さんの「イメージをトレースする山歩き地図」の「石鎚山、東赤石山」には記載のある1202m小ピークまで登ってきました。
時刻は丁度8時です。
ここまでで200mは完全に登っていると思ったけど、1202mピークh展墓もないし、ここまでに1時間経ってないので、そのまま進みます。
後で他所のサイトで標高図を見せていただいたら尾根の取り付き地点が標高950mでした。寒風山は標高1763mなので、この日は約800mの登りということになります。
1202mピークを過ぎてもまだ植林の中の歩きが続きますが、8時10分、こんな場所で休憩を取ります。
おまけにその向こうには展望もありました。(^_^;
どうせならここで休憩にすれば良かったのですが、初めてのコースはそういうのがわからないので仕方ないですね。
keitann様 こんにちは
まだ標高のそれほど高くないところの登りは暑くて辛いですね。
でもこう見ると樹陰を歩けるようでほっとしますね。
ブユが纏いつきませんでしたでしょうか?
投稿: ぶちょうほう | 2011-07-18 12:00
ぶちょうほう様、こんばんは。
このときの山歩きは7月3日で、まだ梅雨明けもしておらず、今から考えれば涼しいほうでした。
梅雨明け後、先週などは33℃ほどの暑さが続きましたから、そのぐらいの暑さだと標高の低いところは苦しいですね。
樹林の中で風はなくムシムシしますが、それでも直射日光に照り付けられないだけましかもしれません。
ブヨはこのときはあまりいませんでした。
もともと、ブヨにまとわりつかれないほうで、ザックにはネットをいれてますが、めったに使用しません。
投稿: keitann | 2011-07-18 18:13