盛夏直前の里山歩き、その2、クワガタムシ
そろそろ山頂も近くなってきた頃、登山道の真ん中でクワガタムシを発見しました。
この前の東赤石のイモリといい、6月頃からの山歩きは動物や生き物を見ることが多いです。一方、ヘビなど出会いたくない生き物にも出会う機会が多くなりますね。
登山道の上は薄暗いので、手で持ち上げて撮影してみました。
コクワガタ?それともヒラタクワガタ?
甲虫類はあまりわかりません。
登山道の真ん中にいたのでは踏まれるので、横のほうにおいてやりました。
とうとう今年も花を見られなかったサイコクイカリソウの葉が青々と繁っています。
イカリソウの葉はどれも花後に繁るのが多いようです。
昔はこの山にセンブリを良く見に来たものでした。
今はもっと人が少ない山に見に行くことが多いです。
後から早いペースでついてこられる女性がいらしゃったので、つい私もペースが速くなってしまいました。
下りは別ルートで下りましたが、やはりかなり速いペースで歩かれる70ぐらいの男性の方に追い抜かれました(^_^;
皆さんわき目もふらず、せっせと歩かれます。
下山路にはまだ咲き始めのオカトラノオが咲いていて、綺麗でした。
ちょっと色づき始めた実も見たのですが、何の実だったか思い出すのにしばらくかかりました。
ナツハゼななんですね。
田植えが終わったばかりの田園の様子です。
ススキの葉っぱにバッタが止まってると思い、良く見たら草で作ったバッタのようでした。
誰でしょう?こんん風流なことをするのは?
それにしてもよく出来てます。
アカメガシワは我が家にも勝手に生えてきた株があります。
大きくならないようにいつも刈り込んでいるのですが・・・。
これも、去年の冬に野山で少しだけ種を採取してきたのが育っているので、直ぐにわかりました。
秋に小さな黄色い花を咲かせます。
テリハノイバラはまるで園芸種かと思うほど綺麗な花を咲かせています。
普通のノイバラより花の時期が遅いし、花も可憐です。
ランとは言ってもユリ科の地味な花で、この辺りの里山では良く見かけますが,今年は花の時期に見逃してしまったようです。
わずか3時間足らずの里山歩きですが、それでも見るべきものが意外に多いのに、驚いたのでした。
それに、暑さも思ったほど感じず、却って汗をかいた後の爽快感が癖になりそうです。
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