今年初めての東赤石へ、その6、イヨノミツバイワガサ
先ず目を奪われるのはイヨノミツバイワガサです。
愛媛の東赤石と寒風山にのみ自生するイワガサの変種だそうで、大変珍しい植物ですが、ここ東赤石には恐らく1000株はくだらない数が見られます。タカネバラが咲く前の樹木では主役なのではないでしょうか。
花はシモツケの花同様、シベが良く目立つ花です。
白い花なので、あまり主張はしませんが、これが赤や黄色の花なら、この時期の東赤石はずいぶんカラフルな山になることでしょう。
そのぐらい数が多いです。
逆に、ふつうは白花が多いコツクバネウツギですが、ここ東赤石のロックガーデンではなぜかキバナツクバネウツギばかりが見受けられます。
コツクバネウツギの変種とのことで、分類上はコツクバネウツギでかまわないとのことです。
これもこの時期の東赤石では見飽きるほど咲いている花です。
そして足元にはやはり東赤石では雑草並みに咲いているシライトソウ・・・。
今年はすでに県内でもシライトソウを見ていましたが、薄暗い樹林で咲くのと違い、東赤石のシライトソウは樹林の陰などにならない岩場や草原で咲くので、可憐さもひとしおですね。
稜線方面はガスっているものの、石室越え方面は微かに見えています。
咲き終わった花が一つも見えないので、今が一番の見ごろと言うことでしょう。
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