011年晩秋、高知~愛媛花紀行、その5、アシズリノジギク
なるべく寄り道はしないでおこうと思いながらも、楽しみにしていたカツオのたたきは食べたいと思い、高茂岬に向かう前に深浦港に立ち寄ったのですが、あいにくとこの日に限って市場の食堂がお休みでした。
高知の道の駅も見たことのない魚介の類をたくさん売っていますが、ここ愛媛の御荘の道の駅でも変わった貝が売られていました。これは確かチャンバラ貝という貝ではなかったかしらん?
数年前にも宿毛の道の駅で買ってきた貝です。
この道の駅ではカツオのたたきは食べられないそうで、お向いの店で食べられるというので、そちらに歩いていきます。
高知のカツオも美味しいと思いましたが、愛南のカツオは漁場が近いというだけあって、素晴らしかったです。
高茂岬へは御荘の道の駅から西に20キロ弱という標識が出ていて、これなら楽勝と思い走り始めましたが、これが結構な距離でした。
海岸線に沿って走るので、くねくねとカーブした道は見通しも悪く飛ばせません。
特に外泊りの集落を超えると道が狭くなっていて、ところどころ、落石の後なども見られます。
岬に着いたのは3時半でした。
道の両側にアシズリノジギクが咲いていますが、これはちょtっと植栽っぽい雰囲気でした。
でも、葉の縁が白くて厚みがある姿はアシズリノジギクに間違いありません。
この株は舌状花が短くて、↑の株の花とは雰囲気がまた違います。
足摺岬にはアシズリノジギクはあまり多くはなくて、ノジギクの中に探せばアシズリノジギクがあるおいう感じでしたが、ここ高茂岬ではほとんどがアシズリノジギクです。
この日は風はなかったのですが、おそらく強い風が吹く場所だと思います。
どのアシズリノジギクも地を這うように草丈を低くしてマット状に広がっていました。
この日は午前中は素晴らしい青空でしたが、午後からは曇ってきて、残念ながら晴れた日には九州まで見えるという眺望を得ることは出来ませんでしたが、愛媛最南端の岬の雰囲気はちょっと独特でした。
たまたま誰もいないときに来合わせたので、特にそう思ったのかもしれません。
足摺岬で見るアシズリノジギクよりもアシズリノジギクを見るロケーションにはぴったりと思えました。
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