11月上旬の花、ヤマジノギクとスミレの返り咲き3種
花つきがとても良くて、この株は訪れた日がちょうどピークといった咲き具合でした。
頭花の大きさは3~4センチもあって、かなり見ごたえがあります。園芸種の花といっても通るぐらいの華やかさです。
葉は短めの細い葉です。
高知にはヤマジノギクの変種のヤナギノギクというのが咲きますが、そちらはヤマジノギクの茎をもっと細くして頭花を小さくしたような花姿です。
手前の株はそろそろ終盤ですが、それでも株数がまとまっているので、全体で見るときれいです。
本州の東海地方以西、四国、九州に分布するそうで、関東や東北には咲かないようです。
この秋はスミレの返り咲きも良く見かけるようで、香川で見られる代表的なスミレ3種の返り咲きすべてを見ることができました。
まずはナガバノタチツボスミレの返り咲きです。
この個体は春の花にも見劣りしないほどちゃんと咲いています。
こちらもシハイスミレですが、葉の中央に白いラインがあって、コンピラスミレと言っても良いかと思います。
でも花弁が一枚多いようですね。奇形花のようです。
昨日も車で走っていると、稲刈りが終わった田んぼの切り株から緑の葉が出て、再び稲穂が上がっているという状態でした。
今年の秋はそれだけ暖かいということでしょう。
スミレも季節を間違えるはずです。
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