011年晩秋、高知~愛媛花紀行、その2、ムラサキセンブリ
高知の山にムラサキセンブリを見に行くようになって、今年で5年目です。
早いものですね。
今では香川の山にもムラサキセンブリが咲くことがわかり、香川のムラサキセンブリを見た後で、高知の花も見に行くという具合です。暖かいので見頃は11月下旬でしょうが、今年は咲き始めの時期に見ることができました。
去年もそうでしたが、朝の光が射し始めた頃に撮影できると、一番綺麗な表情をとらえることができるようです。
この後、ロングドライブが控えてはいますが、せっかくなので、日陰よりも日の当たった株を撮りたいと思ったので、ゆっくりと見て歩きます。
香川の自生株のそばには来年開花するであろうロゼットが見えていましたが、ここ高知の蛇紋岩地ではどんなに小さくとも花を咲かせるか、花芽を上げていて、来年開花のロゼットは、私が見た限りでは探せませんでした。
自宅で育てても、ムラサキセンブリは越年することはなく、必ず一年で開花して枯れます。
一年草で終わるか越年するかは、自生地の環境で変わるのでしょうか。
ここ高知は雨も多いですし、気温も高いので、花の時期が11月末と遅いです。そんなところもポイントなのかもしれません。
花の形も個性がありますね。
イヌセンブリほどではありませんが、蜜腺のところに毛が多いですね。
ムラサキセンブリ以外の花は香川の里山でもごく普通に見られる花ばかりですね。
一時間余り歩いていたら、暑くなってきました。
立川PAでコーヒーを飲むとき、あれほど寒かったのが嘘のようです。
コメント