« 県西部のシマカンギクを見る | メイン | 011年晩秋、高知~愛媛花紀行、その2、ムラサキセンブリ »

2011-11-23

011年晩秋、高知~愛媛花紀行、その1、ヤナギノギク

11月17日、思いがけず、一人で香川~高知~愛媛~香川と四国の3分の2、いえ、それは大げさにしても四国の5分の3は走ってくるという、結構なロングドライブをしてきました。

この日は主人がゴルフ&飲み会で、夕食を作る必要がなく、帰宅が少々遅くなっても構わないという好条件…こんなチャンスは滅多にないし、その翌日の18日からは雨も続くし娘夫婦も帰省してくるので、願ってもないワンチャンスです。あまりに急な話で、いつもの山友達にも振られましたが、良いほうに考えれば、自分の気の向くままに走れるということです。

Pb178789

今回は自分の中では二つの案があって、一つは高知でムラサキセンブリを見てから徳島に抜けてナカガワノギクやヤッコソウを見るという案、もう一つは高知から西に走り、例年は足摺岬で見ているアシズリノジギクを愛媛の南端、高茂岬でアシズリノジギクを見るという案です。

結局、まだ走ったことのない高知と愛媛の県境を走ってみたくて、高茂岬に行ってきました。

トップ画像は海をバックに高茂岬に咲くアシズリノジギクです。足摺岬よりもアシズリノジギクが多いかもしれないと思いました。

山に登るほど早出は必要ないですが、それでもロングドライブになるので、自宅を7時少し前に出発しました。

Pb178648 いつもの立川PAで朝のコーヒーを飲もうと立ち寄りました。

前回、ここに来たのは三嶺に登った時ですから10月26日でしたが、その時は紅葉の気配は微塵もありませんでしたが、今回はPA内のモミジが赤く色づいています。

それに何より、外気温が低くて、外でコーヒーを飲めたものではありません。慌てて、車の中に入ってコーヒーを飲みます。

Pb178649 吉野川に近いせいか、冬場にこの辺りを通ると川霧が立ち込めていることが多いです。

山肌もうっすらと紅葉が見えます。

外気温は4℃。

Pb178650 それが高知の平野部では真っ青な空でした。

ナンキンハゼが真っ赤とは言わないまでも綺麗に色付いています。

Pb178651 この日最初に撮影したムラサキセンブリです。

朝の光の中だと、とりわけきれいですね。

まだまだ花芽が多く、2部咲きとか3部咲きぐらいです。

Pb178653 香川の里山では、すでに満開を過ぎたであろうヤマラッキョウがまだ咲き始めです。

Pb178721 こちらのヤマラッキョウなどまだ完全に蕾です。

気温が川がの里山よりも高めなので、秋が来るのが遅いんですね。

Pb178656 ムラサキセンブリも見たかったのですが、ヤナギノギクがいちばん見たかった花です。

というのも香川にはこのヤナギノギクの母種であるヤマジノギクは見られるのですが、ヤナギノギクは蛇紋岩地にしか咲かないのです。

Pb178662 絶滅危惧Ⅱ類です。

「発芽から開花まで数年かかることもある」とあります。

ヤマジノギクが華やかなイメージがあるのに対して、ヤナギノギクのほうは茎も葉も細く、「貧相」という言葉が当てはまるかもしれません。

Pb178681 花の時期がムラサキセンブリより少し早いので、ムラサキセンブリの咲き始めの時期だと、かろうじてどちらもまずまず綺麗な状態で見られます。

今回はそんな時期だったので、ツーショットがあちこちで見られました。

Pb178672 こちらはツリガネニンジンとムラサキセンブリ、それに何かカラマツソウの仲間の葉も見えています。

ツリガネニンジンも香川の里山ではそろそろ終わりの時期だと思います。

Pb178686 ヤナギノギクの頭花は直径2~2.5センチ。

淡い紫色の花です。

Pb178661 針金のような細い茎ですが、しゃんと立っていて、植物なのに何か意志のようなものが感じられる不思議な印象のノギクです。

葉もずいぶん細くて短く、普通のキク科の植物の葉とはかなり違います。

Pb178663 今回はウメモドキの木も見かけました。

去年までウメモドキをほとんど見たことがなかったのに、今年はウメモドキにずいぶん縁があるようです。

Pb178665 高知の蛇紋岩地と言えばトサミズキも外せません。

我が家のトサミズキはまだ黄葉する気配がありませんが、ここの株は綺麗な黄色に染まり始めていました。

コメント

こんにちは。
チャンス到来とみるや、その行動力。すごいですね。
たくさんの収穫があったようですね。

keitann様 こんにちは
蛇紋岩地ということで、つい二週間ほど前に三河で経験した花模様がこちらでも現出されていますね。

でも三河にはトサミズキもないし、海岸でアシズリノジギクを見ることも出来ません。

気温4℃とは随分冷え込んだものですね。
そん中を一人で出かけられた御身の機動力に脱帽します。

多摩NTの住人様、こんばんは。
山登りはクマのいるところもあったりで、一人で行けるところばかりではないですが、ドライブは楽ですから、チャンスが到来すれば、いつでも動ける気持ちでいます。
気分的には山のほうが好きなのですが、今の時期は高い山にはもう花がありませんから、いきおい低地とか海岸のドライブになります。
四国の低山と海岸にはまだしばらく花が咲きます。

ぶちょうほう様、こんばんは。
蛇紋岩地の植生は面白いですね。

私の持っているレッドデータブックにもありましたが、高知の蛇紋岩地と愛知の新城の蛇紋岩地には、ほぼ同じ花が見られるそうです。
ただ、おっしゃるように、アシズリノジギクやトサミズキ、タイキンギクなどの植物は愛知では見られないようです。
晩秋から冬にかけての海岸沿いの植物も一緒に楽しめるのが四国の良いところでしょうね。
気温4℃は標高500ほどの山中のOAだったからで、この後、高知の海岸沿いを走っているときは気温21℃まで上がり、窓全開で走りましたよ。
比較的高山から海岸まで短時間で楽しめるのも四国の特徴です。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく