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2011-12-04

011年忘年登山はクレーター5座、その4、上佐山から日妻山へ

上佐山山頂は草木を刈りはらってくれてあり、かなり広いので、あちこち移動しながら360度の大展望を楽しめます。

Pb269225

瀬戸内海方面を激写されているYさんの奥様にモデルになっていただいて、私も瀬戸内方面を激写です(^_^;

画像向かって右の真っ平に見えるのが有名な屋島です。屋島山頂が平らだとは知っていましたが、これほど綺麗に平らだったとは、ちょっと驚きでした。

Pb269221 屋島を中心に持ってきて撮影したものです。

後方には小豆島の寒霞渓方面も見えているし、東には淡路島と思しき山々、西は愛媛との県境付近の山、南はもちろん阿讃山脈まで、県内の山々が一望できました。

Pb269222 飛行機が飛んできました。そうです、ここからは空港も近いのですね。着陸態勢に入ってるようです。

飛行機の後方に見ているのが竜王山方面でしょうね。

あちこちを心行くまで眺めながら、お昼ご飯のおむすびを食べます。

デザートのおみかんまでいただいて、大休止をしっかり楽しみました。最後はセルフタイマーで皆で記念写真を撮って、13時過ぎに下山にかかりました。

Pb269228 上佐山の下りではこの日歩いたコースで唯一シマカンギクが咲いていました。

ところが、このシマカンギクに見とれたか、足を滑らせて、体が1,2m山の斜面を滑ってしまいました。

幸い、直ぐに停まったのですが、そのときに左足を変に捩じってしまったか、足が痛みます。

今まで、山は何百回と歩いていると思うのですが、山で怪我をしたことがありません。

今回も怪我というほどのものではありませんが、普通でないのは確かです。

Yさんがストックを2本持っていたのを、1本貸してくださって、ストック使用で何とか歩けます。

今回の山は1山登るたびに、平野部に下りてくるので、途中でリタイヤしても良かったのですが、歩けなくはなさそうなので、そのまま歩きます。

Pb269229 西斜面なので、光がまぶしいほどです。

サルトリイバラの実も真っ赤ですね。

Pb269230 下りの道はこんな感じで、結構滑りやすい道です。

最初からダブルストックを持参すれば良かったのでした。

Pb269233 またしてもヤブムラサキかムラサキシキブ化見分けのつかない実が出てきました。

これは枝に毛が多いのでヤブムラサキの様な気もするのですが・・・・

Pb269235 これなどは枝にもけが少ないように思えます。

いつも歩いている里山ではほとんどがヤブムラサキなので、悩むことがないのですが、やはり別の山域に来ると見分けがつかなくなります。

私がいつも見ているヤブムラサキはこんなに実がついていません。

葉の毛もあまりないような?

Pb269237 ブログ仲間の方からイヌムラサキの可能性のご教示もいただきました。

次回行く機会があれば、もっとしっかり見てこようと思います。

Pb269240 クチナシの実も見ることができて、そんな季節なんだな~と感じました。

このクチナシも自生のようですね。

足が痛いので、さすがに歩くスピードが少し遅くなりました。

後、3座です。

Pb269242 30分ほどで、上佐山を下りました。

下山場所にはフユイチゴが赤い実をつけていたので味見しましたが、まだちょっと酸っぱい・・・。

そういえば去年の忘年登山でもフユイチゴの味見をしたような?

Pb269243 3座目の日妻山登山口まで、またしても車道歩きですが、この道ものどかで良かったです。

自生のツルウメモドキも少しですが見られました。

Pb269246 ワレモコウもまだ綺麗です。

たぶん草刈された後から出てきた株でしょうね。

Pb269249 車道の傍らで、スズメウリが実になっていました。

これは深い山では見られない光景なので、女性陣は喜んで撮影します。

Pb269251 スズメウリは花も可愛いですが、実も可愛いです。

Pb269253 あぜ道ではシロバナタンポポも咲いていて、ここも春なのか秋なのかちょっとわからない光景です。

Pb269254 行く手に3座目の日妻山(ひづまやま)が見えてきました。

高さは上佐山と同じぐらいみたいですね、

つまり、またしても200m弱の登りがあるようです。(^_^;

Pb269257 登山口は道標も何も立っておらず、目印は竹林の竹に巻かれた赤テープだけ。

里山は登山口探しのほうが大変です。

13時58分、日妻山を登り始めます。

Pb269259 前を歩く男性陣の方たちはペースが速いのはともかくとして、足の故障のためTさんやRさんともかなり距離が空いてしまい、皆から少し遅れて日妻山山頂に着いたのが14時28分です。ちょうど30分かかった勘定でした。

コメント

keitann様 こんにちは
高校時代に人文地理で火山分類のうちペジオニーテというものがあって屋島はその代表的なものだと言うことを50年経った今でも覚えていました。
念のためにそのことをネットで調べて見ると今ではそんな火山分類はしていないみたいですね。

そういうことは兎も角として、ここまで平らな頂も珍しいですね。
こうなるとその平頂ぶりを満喫できるポイント探しも面白そうですね。
高松市郊外の勝賀山(364m)などは北嶺と南嶺の平頂を真横から見ることになりそうで、いかにも良さそうなポイントですが、立ち木が邪魔すると駄目みたいですね。
果たしてどうなのでしょうか。

今回は実にたくさんの実が出て来ましたね。
仰言る様に里山は登山口探しに苦労しますね。
里山とはいえ、30分で高度差200m弱とは相当なハイペースですね。
小生ならさしづめ、最後尾をやっとの思いでついていけるかどうかとなりましょう。

ぶちょうほう様、こんばんは。

ぶちょうほう様の高校時代には地理の時間に屋島が出てきたんですね。私が使った教科書では屋島は記載がなかったように思います。
地理や歴史の教科書も意外と細かい部分が変わってきているようですね。
姪っ子から聞いた話ですが、姪っ子の小学時代の教科書には私の住む市のお城が写真に載っていたそうです。でも、私自身はそんな写真は見たこともなかったので、興味深かったです。
屋島はこんな特殊な山なのに、山登りではまだ登ったことがなくお恥ずかしい限りです。
今年の冬場は一度は登りたいと思います。
仰るように勝賀山は真西にあるので、屋島の山頂からは良く見えるのではないでしょうか。勝賀山もこの冬は登ってみたいと考えています。
里山をハイペースで登っているように見えるのは、登山道がジグザグをあまり切らずに直登しているからのようです。讃岐の里山は標高300m程度の山が多く、直登しても長時間ではないので、そのような道のつけ方がされているのですね。
登るほうとしては1座や2座ならともかく、5座も続くので、里山とはいえ、かなりのハードな登りになります。

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