011年忘年登山はクレーター5座、その2、こぶ山から日山へ
仏生山付近は古墳なども多いようで、歩いていると、「石船古墳」とか「矢野古墳」、さらには「南海道の三渓駅」などという魅力的な道標もいっぱい出てきます。次回は山登りではなく、史跡めぐりでぜひ来てみたいと、早くもそんなことを考えながら歩きます。
こんなのどかな道をてくてくと歩いていると、気分はさながらお遍路さんです。
向こうのほうに小高い山が見えていますが、これはこの日登る山ではなく、由良山という山だそうです。由良山は全山で由良石という名石が採掘できるそうで、この石は皇居の宮殿広場に使われているとか・・・・。以上はメンバーの一人、Eさんの受け売りですが、香川は庵治石をはじめとして良い石も出るのです。
住連寺池の向こう側に少し霞んで見えるのが女体山や矢筈山のようです。香川の東に位置する山ですが、ここは2年ほど前に登っています。
池の水は冬場なので、抜かれているようでした。
池のすぐ向こう側に見えているのが、この日の登山予定の山々です。
5座のうち、日山だけは池の北側にあるので、この画像には入っていません。
住連寺池の土手を歩いていくと、行く手に見えるのが残りの1座である日山とそのおまけのように手前にくっついているこぶ山です。
まずはこぶ山に登り、続けて日山に登る予定です。
讃岐のおむすび型の山を見ながらため池の土手を歩くというのは、もっとも讃岐らしい山歩きと言えるかもしれません。
この陽気のせいで、いろいろなものが返り咲きをしています。
返り咲きだと花も実も覚えることができて一挙両得です。
10時10分、こぶ山の登山口に着きました。ここからが山歩きの始まりなのですが・・・・・
山頂標識は「雨山」となっていました。二つの山名を持つのかもしれません。
この日山が本日のクレーター5座のうちの1座目です。
登山道を登っていると、何やら見覚えのある道、Eさんに尋ねると、やっぱり今年の1月に日山から下山してきた道でした。
1月に登ったのと逆コースを歩くようです。
日山は子供連れの人や年配の方などもかなり登っていて、市民に愛されている山のようですね。
でも、まだ標高200mを越えません。
上を見上げると真っ青な空に、ほんの少し色づき始めたコナラの木・・・。
そろそろ気温が上がってきて、汗ばむ気温になってきました。
山頂には東屋があって、周囲に紙垂の垂らした縄が張り巡らしてあります。1月に来た時も、この紙垂を不思議に思ったのですが、今回その訳がわかりました。
山頂にはかなり立派な祠が祀られていたのです。
讃岐の里山はこんな風に山頂に祠のある山が多いですね。
餌付けのされたヤマガラがいるのですが、この日は泣き声だけで姿は見ませんでした。
ため池の向こう側に2座目に登る上佐山が見えてきました。
1月はこちら側から登ったのですが、息を切らして登ったのも記憶に新しいです。
讃岐の里山は、どこも直登しているところが多いので、侮れません。(^_^;
こんにちは。
高松クレーターなんて聞いたことがありませんでしたが、とても興味深いですね。本当に宇宙のロマンを感じます。
投稿: 多摩NTの住人 | 2011-12-02 21:48
多摩NTの住人様、こんばんは。
高松クレーター…香川の人間でも知っている人はそんなに多くないんじゃないでしょうか。
でも、知れば知るほど、ロマンですよね。
因みに、高松西郊の(今は高松市ですが)国分寺町というところには隕石のシャワーが振ったことがあるんですよ。これは記憶に新しいところです。
狭い県土ですが、意外と宇宙に縁が深い土地です。
投稿: keitann | 2011-12-02 23:17