久しぶりの京都、その1、ジャンボフェリーで神戸に
2月初めに、関東で仕事している息子が休暇が取れたそうで帰省してきました。
一週間ほど帰省していたのでその間、親子で九州にでも旅行しようと思っていたら、息子が神戸が良いというので、急遽、4日から5日にかけて神戸~京都と行ってきました。
学生時代からジャンボフェリーが好きで帰省の際はいつもジャンボフェリーで帰るのを常としていたのですが、今回も船が良いというので、フェリーにしました。
今まで、京都は何度も行ってるのですが、どういうわけか金閣寺だけはまだ行ったことがなかったので、今回は一度は見ておこうと思い立ち寄った金閣寺の画像です。さすがに京都にはカメラを持っている人が大勢来てますね。
ジャンボフェリーは普段は一日に4便あると思うのですが、ちょうど2月初めから点検が始まっていて、午前1時と午後3時半の2便しかありません。
私は午前1時でも全然OKだったのですが、主人が夜中の船はちょっとというので、午後3時の船に乗ります。
と言っても今回は行先が京都なので、車は積みません。因みに回数券などを買うと、ジャンボフェリーの神戸までの大人一人の運賃は1450円とかなり割安です。電車よりもバスよりもお得です、ただし、時間は4時間かかりますが・・・。
ジャンボフェリーは北アルプスに行くときに深夜の便をよく利用していたので、懐かしいです。毎回、北アルプスにちゃんと登れるだろうか、その前に登山口までちゃんと運転していけるだろうか?と少し緊張しながら乗り込んだことを思い出します。そんな訳で夜のジャンボフェリーは馴染み深いのですが、実をいうと昼間の便に乗るのは20年ぶりぐらいでした。デッキに出ると積み込んである車やコンテナが良く見えます。普通のフェリーは船底のような場所に車を積むので、デッキからこういう眺めが見られるのは珍しいです。
3年ぶりぐらいで乗り込んだジャンボフェリーは人も少なく、相変わらず女性専用ルームなどもあって快適ですが、以前に比べて乗客が少なくなっているようです。
フェリーは船内で横になることもできて、時間はかかりますが、楽なので、私はかなり好きな移動手段です。やはり瀬戸大橋のおかげで、フェリー会社は大変なんでしょうが頑張ってほしいです。
初めて知ったのですが、ジャンボフェリーの昼間の便は小豆島の坂手港に寄港するのですね。
停泊中に目の前で大きく見えているのは小豆島の洞雲山のようです。まだ登ったことはないのですが・・。
船内ではうとうとしたり、文庫本を読んだりして、ゆったりと過ごせます。
神戸港到着は午後7時半。夜景が綺麗でした。
息子は神戸で学生時代を送ったので、懐かしいのか、寒いデッキで長い間夜景を見ていました。
その日の夕食は三ノ宮の居酒屋で親子3人でビールや焼酎を飲みながら、いろいろなものを食べます。最近の居酒屋さんは和洋中華、なんでも出してくれるので助かります。値段も全国どこに行ってもあまり変わらないようですね。三ノ宮辺りもしばらく行ってなかったので、わからないところが多くなっています。
ホテルは前日に慌てて、例のごとくじゃらんネットで予約したのですが、今まで行ったことのないポートアイランドにあるホテルです。三ノ宮駅まで送迎バスがあって、これまた便利です。
翌日の朝、ホテルの窓のカーテンを開けたら、朝日が見えました。
2月初めの日の出は7時頃ですから、ちょうど良い頃に目覚めました。
部屋にはちゃんと新聞も届いていたし、バストイレもかなり広くて快適なホテルでしたが、部屋はバイキング朝食付きのトリプルにしてもらって1人当たり5500円というお値段です。
神戸に行かれることがあったら、お勧めですよ。
ロビーもかなり広めで、朝食のバイキングもなかなか美味しかったです。
5日は息子は神戸でゆっくり過ごすというのですが、私たち夫婦は京都に行くことにしました。
神戸はいつでも気が向けば来ることができます。
三ノ宮までは息子といっしょに行くことにしました。
ホテルの送迎バスでも良かったのですが、主人の希望でポートライナーに乗りました。
ポートライナーって無人で動く新しい交通システムなんですね。
無知な私はモノレールみたいなものかと思ってました。
そのポートライナーの窓から見えたのが、宿泊したポートピアホテルです。
ホテルに着いたのは夜の10時前だったので、様子がほとんどわかりませんでした。
ポートアイランドは人口の島で、陸地とは橋で繋がっているようです。
この日は六甲の山々は少しだけ霞んでいましたが、まずまずのお天気です。
keitann様 こんにちは
ポートアイランドでは、神戸ポートピアホテルに宿泊された様ですね。
小生は阪神淡路大震災の半年後くらいに三宮に係わった事がありましたが、あのころは瓦礫の処理はあらかた出来上がっていたようでした。
このポートアイランドのことは気に留めていなかったのですが、市役所の建物内には入り、強い地震にもびくともしなかった建物に感心したものでした。
あの頃は市内の宿泊施設が高いし、うまく取れなくて、仕方無しに大阪から通ったりもしました。
それと比べればこのホテルの値段の安さと、サービスの良さには驚きます。
やはり海一つ離れていて、少し不便さがあるからなのでしょうか。
往きがけの船旅は心が落ち着き、良いものですね。
投稿: ぶちょうほう | 2012-02-13 14:46
ぶちょうほう様、こんばんは。
こちらの記事にもコメントいただきまして、ありがとうございます。
ぶちょうほう様は阪神大震災後の三ノ宮をご存じなのですね。
私は大学卒業後1,2年間、大阪の叔母宅にいたことがあり、その頃に神戸や京都にはちょくちょく行っていました。まだ阪神大震災前のことですから、のんびりした時代でした。
ポートアイランドやハーバーランドなどはまだできてない時代でした。震災後の神戸には息子が神戸で学生生活を送るようになった10年前頃から、ときどき行ったものです。その頃には震災の跡かたはすっかりなくなり、見事に復興していました。
今は神戸だけでなく全国的にホテルがずいぶん増えて、ネットを使ってうまく宿泊予約されれば、ずいぶん安く泊まれるようです。ホテル側にすれば、空室にするよりも安くても宿泊してもらうほうが良いので、かなり値下げしているのでしょうね。じゃらんネットは私はネットを始めた10年前から利用していますが、10年前に比べると利用できる施設が100倍以上になって、ずいぶん助かっています。
昔は東京に宿泊する際も、えらく高い一流ホテルかもしくはあまり設備の良くないホテルしか選べなかったことを考えると、乱立気味の今は宿泊者側からはありがたい時代ですね。
投稿: keitann | 2012-02-13 23:31