5月中旬の散策から、ミミナグサとノミノフスマ
ミミナグサは年に一度程度は目にする花で、それは登山口だったり、今回は山頂の遊歩道でした。
今では市街地では目にすることのない花でしょうね。
イヌノフグリがオオイヌノフグリに取って代わられ、今では島嶼部でしか見られなくなったように、ミミナグサはオランダミミナグサのほうが一般的になってしまい、ミミナグサのほうを見たことがある人は少ないのではないでしょうか。
そういう私も、オランダミミナグサは私が花を育てている畑にもいっぱい生えてくるので抜いていますが、ミミナグサを初めて見たのは10年近く前に、県内のある山に登ろうとして登山口で見たのが初めてでした。
オランダミミナグサとの違いは花柄の長さだそうで、ミミナグサのほうが花柄が長いそうです。
確かにこのミミナグサの花芽には花柄が見えていますね。
そんなことを知らなくとも、オランダミミナグサを普段見ている人間には、違う花と言うのはわかることでしょう。
ミミナグサの近くにはこれまた小さな白い花、ノミノフスマヶ咲いていました。
ノミノフスマは例年ですと畑の畔で見ているのですが、今年は別の場所で見ることになりました。
もう一か所、花の咲いてない株を山すそで見ているのですが、来年にでも確認に行くとしましょうか。
白くて小さな花と言うのは意外と多くて、自宅の庭に蔓延るツメクサやムシクサもそうですね。
一つ一つに名前があるわけですが、野草を見始めて10年経った私も、いまだに名前を忘れそうなことがよくあります。
コメント