5月中旬の散策から ラショウモンカズラ
ラショウモンカズラの花の時期には、この日はぴったりだったようで、とても美しい状態を見ることができました。
因みに昨日も別の山でラショウモンカズラを見ることができたのですが、同行の方で、花にあまり詳しくない方が「タツナミソウみたい」と感想を話してくれました。
確かに花の色と葉っぱの形は同じシソ科のタツナミソウに似ていますが、ラショウモンカズラははるかに大きな花を咲かせます。
下唇に結構長い毛が見えています。
広葉樹の下のちょっと薄暗いところなどで良く見かけます。
花の終わりごろに、長い走出枝を出しますが、昨日見た花はそんな走出枝を出した株が見られました。
草刈される場所なのか、草丈が低めだったようです。
keitann様 こんにちは
ラショウモンカズラとは名前がいかめしいですね。
それにしても昔のその道の方達は故事来歴に詳しくて、その造詣の深さが植物の名前に現れて来ていますね。
同じシソ科のジゴクノカマノフタは別名ではありますが、現代人なら絶対に考え付かないような名前ではないでしょうか。
今回は花付きの良い株でしたね。
小生も先日ひと株だけ見たのですが、一輪咲いていただけでした。
投稿: ぶちょうほう | 2012-05-20 20:30
ぶちょうほう様、こんばんは。
ラショウモンカズラは名前が長いので、ちょっと覚えにくいかもしれませんが、「羅生門」とついているので、文学や映画好きには意外と記憶にとどまる名前かも知れません。
ジゴクノカマノフタというのも長いですが、あの花の形状を考えるとその名もありかなと思います。
そちらの山ではラショウモンカズラは少ないのでしょうか?
こちらではそうそうどこででも咲くわけではないですが、私がいた場所は人がほとんど入らない場所ですので、結構たくさんの株が見られましたよ。
投稿: keitann | 2012-05-20 22:56