岡山森林公園、その2、
森林公園で沢沿いに椅子とテーブルが置かれていたところで、一休みします。
Rさんが用意良くクーラーボックスに冷たく冷えたゼリーを持ってきてくださってて、おいしくいただきました。
気温は暑くも寒くもなく、頃合いの気温で、このまま日暮れまでいても良いと思うほどでしたが、帰り道の渋滞を考えるとそうも言っておれません。
管理棟方面に引き返すのに、別の道をたどったら、ここでもサンインシロカネソウに会いました。
これでこの日三度目のサンインシロカネソウとの出会いです。
2年前にはたった1株しか見られなかったことを考えると、まさに大盤振る舞いですね。
この場所はそれまでの場所と違い、花の高さに寝そべって撮影できる場所だったので、二人でじっくりと眺めました。
キンポウゲ科の花によくあることですが、この花も萼片が花弁状になっていますので、後から見るといわゆるガクがありません。
そして萼片の基部の部分が赤っぽい色に染まっているのが特徴のようですね。
キンシベボタンネコノメソウの群生は黄色い華やかな色のせいか、ゴージャスに見えました。
数はそれほど多くありませんでしたがスミレサイシンも咲いています。
エンレイソウはやはシロバナエンレイソウではなく普通のエンレイソウが咲くようですね。
バイケイソウとキンキエンゴサクの不思議な組み合わせも見られました。
キクザキイチゲとエンゴサクのツーショットが見られないかな~と願っていたら、おあつらえ向きに咲いていました。
ハシリドコロは四国の山でさんざん見ていますが、森林公園でも少しだけ咲いていました。
4時15分、そろそろ帰らなければということで、森林公園を後にすることになりました。
車を停めた場所まで歩いていると、オオカメノキがここでも真っ白に咲いていたのです。
光はすでに夕方の光になっていて、山桜の美しさを一層引き立ってていました。
走ってきた道を引き返し、もとの179号を南下します。
黄色いケマンの仲間が咲いているのが目に飛び込んできたので、帰り道でも撮影します。
これは以前、九州や広島で見かけたナガミノツルキケマンですかね。
その時は気づかなかったのですが、長い果実が見えています。
もう少し調べる必要がありそうです。
ともかく四国では見かけないキケマンですね。
コンロンソウとムラサキケマンのお花畑も綺麗でしたが、夕方になって山陰になる場所なので、光が足りなくなっています。
最後になって、頭上でウワミズザクラが咲いているのに気づきました。
山からちょっと下ってくると、もうそんな季節なんですね。
この後は、院庄インターで高速に乗る前に、のどが渇いたので、コンビニでノンアルコールビールをいただいてから高速に乗りました。
北房ジャンクション付近では思った通り30分ほど渋滞しましたが、それほど遅くならずに帰宅することができました。
一度は行ってみたかった伯州山と岡山森林公園でしたが、絶好の日和に恵まれて、素晴らしい花たちを見ることができ、大満足の一日となりました。
花もですが、何より印象に残ったのは、この日眺めた新緑だったかもしれません。
白州山~森林公園・・楽しく読ませて頂いています!
やはり、四国では見れない花が多いですね~清楚なキクザキイチゲ(ブルーも有るんですね~)
季節が来れば行きたくなるのが判ります(kamatamaさんは行きましたから~)
keitannさんのブログは、花の勉強になります、これからもよろしくね!
投稿: え~ちゃん | 2012-05-21 09:16
え~ちゃん、こんばんは。
伯州山も森林公園も、四国では見られない花が満載でした。
特にイワウチワやイカリソウ、サンインシロカネソウは綺麗な色なので見ていて楽しいですね。
キクザキイチゲは色の幅が大きいようで、もっと濃いブルーのも2,3年前に縦走した時に見ていますよ。
ピンクもあるように書いてあるサイトも・・・。
山の魅力は四国のほうが素晴らしいですし・・・それぞれの良さを楽しみたいですね。
投稿: keitann | 2012-05-21 21:09