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2012-08-16

東赤石の夏の花を見に行く、その6、コオニユリ

トラバース道沿いは2年前に歩いたときもコオニユリが咲いていたので、今回もきっと咲いているはずと期待していたら、案の定、咲いていました。

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花の時期に丁度だったようで、ほんとに素晴らしい姿を見せてくれました。

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花芽もまだ少しはありましたから、8月中旬ぐらいまでは楽しめるでしょうか。

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イタドリの繁みの中でも花芽をたくさんつけた株が見えています。

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この派手な色は花のように見えますが、クロヅルの翼果です。花はいたって地味な花です。

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嬉しい誤算はカキランがまだ綺麗に咲いていたことでした。

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低山では6月に見かけたカキランですが、標高の高い東赤石では二か月も遅く咲きあがるんですね。

高山で咲く花はコオニユリと言いカキランと言い、株が締まっていてとてもきれいです。

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オトメシャジンやシラヒゲソウと言った地味な色合いで小さな花の後はこんな艶やかな花が見られたのも嬉しいことでした。

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ほんとなら7月が花盛りだろうと思われるイワキンバイの咲き残りも見ることができました。

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こちらはヒロハヘビノボラズが果実になりかけている姿です。

花は今年は東北の早池峰山で見ることができました。

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2年前にはこの場所では見ることが出来なかったカキランを今年はかなり見かけました。

花の時期が今年は遅かったのでしょうか。

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12時30分、ようやく直登道への分岐までやってきました。

花の撮影で、かなり時間を食いましたが、そのために今日は早出をしてきたので、それもまた良しですね。

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この辺りまで来るとオトメシャジンが少し減ってきますが、それでもシベが長く突き出た独特の花は探せばかなり咲いています。

直登道はほんとに直登していてきついので、ゆっくりゆっくり登ります。

今まで来た中ではこの日の登りがいちばん暑いと思いました。

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三ツ森山方面を振り返ると、少しガスってきたようですが、こちらの法皇山系は視界が利きます。

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12時58分、赤石越を通過です。

山頂までは後ちょっと・・・。

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見通しのきく稜線まで出てきました。

西の方角には八巻山が見えています。

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瀬戸内側からはこの日もやっぱりガスが上がってきていました。

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13時8分、去年の6月以来で山頂を踏みました。

いつもより早く出発しても、何のことはない、山頂着はやはりいつもと同じ13時でした(^_^;

コメント

keitann様 こんにちは
しばらく「ネット夏休み」を決め込んで、失礼していました。
シラヒゲソウも花が新しくて見ごたえがありましたが、コオニユリも良いものですね。
花そのものはオニユリとあまり違いませんが、咲く環境や草姿などでは優雅さにおいて差が出てきますね。

またこの時季にカキランの花が見られるのも東赤石の山頂付近のことでしたね。
他の場所のものとは違って、草姿全体に気品を感じますね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

お盆の間は来客もあったりで、ネットをおやすみされるのも良いことですね。
当方もお盆前に娘婿が、お盆が終わってから義妹夫婦が訪れてくれましたが、自分のブログのアップだけをなんとか済ませました。
今回の東赤石はシラヒゲソウもですが、カキランやコオニユリもたくさん咲いていて、一人で見るのがもったいないほどでした。
低山や人里で見る花よりも、高みで咲く花はやはり草姿が美しいですね。涼しいだけに茎が伸びすぎずに、仰るように気品ある姿をしていました。
低山や湿地で咲くものは大株にはなりますが、気品をいうことにかけては高山で見る株に軍配が上がります。

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