島歩き第一弾は本島、その5、磨崖仏のお不動さん
時折、見晴らしの良い場所があって、岡山側が良く見えます。
観覧車が見えるのは言うまでもなく鷲羽山ハイランドの観覧車ですね。
去年は鷲羽山付近を主人とてくてく歩いたものでした。
こうして見ていても、やっぱり小さな島が点在しているのが目につきます。
西に目をやれば本島の山と山の谷間が見え、その向こうの海越しに大麻山そして善通寺五岳から天霧山へと続く山なみが見えます。
岡山側の山よりも四国側の山のほうがメリハリがあって、山に特徴があると思うのは、一種の郷土愛?かもしれませんね。(^_^;
分岐の下から見上げた画像で、これを右手に行けば登りで歩いてきた山寺さんへと戻りますが、曲がらずにこのまま下ります。
尾根伝いに歩いていくと、左側にお墓のようなものが見えてきました。
お墓の左側を下ると、やはりお寺に行くような感じですが、このまま真っ直ぐ道を辿ります。
お墓のところからほんの少し進んだところに、「磨崖仏の不動明王」という道標が見えたので、行ってみることにしました。尾根道から少し右手に下るような感じで道がついています。
ただ、岩の露出したような場所があるので、サンダル履きなどではあまり行かないほうがいいような感じの道です。
2,3分も歩いたところで、目の前に大きな岩が見えてきました。
あれがお不動さんのようですね。
不動明王は丁度目の高さぐらいのところに彫られています。
岩の前にあるのはろうそく立てか何かのようです。そういえば、去年、遠見山に登るときも途中の岩にも小さな祠がありましたっけ。
この島はいたるところに、お寺やお堂、祠の類があるようです。
このお不動さんの少し上が尾根になっているようで、見上げるとキリの木が1株ありました。
キリは冬場に新芽と果実の両方を見ることができますが、いかにも冬らしい眺めです。
お不動さんにもお詣りして、さて、山道はここから先に伸びているのかな?と思い、目で探しますが、この先には道らしきものはないようです。やはり元の尾根筋まで戻らないといけないようです。
先ほどのフクベ鼻を眺めながら、もとの尾根筋へと戻ります。向こうに見えているのは、岡山です。
元の尾根筋に戻ったところ、山道がこんな具合に続いていました。
この日は詳細な地図を持ち合わせてなくて、地図と言えば、分県ガイドに載っている小さな地図だけですし、その地図に載っている山道も果たして今も通行できるのかどうか??そんなことも調べてはおらず、昔の山道が荒れ果ててないのを願いながら歩いていきます。
少し歩いて振り返ったら、さきほどの八ヶ峰山頂と山寺の宝物館?らしきのが良く見えます。
道は、山頂から見えていたコブへと登っているようで、そのうちに山寺の建物も見えてきました。
尾根伝いにずっと歩いているわけですが、途中でこんな道標が出てきました。
このまま歩いていくと国民宿舎に行けるようです。本島に国民宿舎なんかあったかな~?と不思議に思いながらも、「どこか下には下れそうだ」と思い、そのまま歩くことにしました。
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