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2013-01-28

島歩き第一弾は本島、その4、八ヶ峰山頂

山寺さんこと正覚院にお詣りをした後、山頂へと向かいます。

本堂の上手にもう一段石段があって、そこを登ると、もう一つお堂のような建物が建っていました。

実は、先ほど下でお詣りした建物が本堂とばかり思っていたのですが、一番上にあったのが本堂のようです。

本堂の前を通って道が続いているので、そちらに歩いていけば、山頂に行けそうです。

P1183752

案の定、すぐにこんな石の道標が立っていました。

石に刻んであって、わかりにくいのですが、右正覚院  左八ヶ峰とあります。

私はこの右手にある本堂の前から歩いてきたのです。距離にして、ものの100mもあるかないか・・・。

ここからは、見通しも良くはっきりしてますので、尾根筋を山頂へと登って行きます。

緩やかな坂道です。

P1183753
左側、つまり西側の方角を見ると、今まで見たことのない本島の北側の海岸が見えてきました。

突き出た小さな島みたいな場所はフクベ鼻と言うようです。

P1183755
13時56分、山頂標識は見当たりませんでしたが、ここが山頂のようです。

正覚院からわずか5分ほどで山頂です。

垂直距離にして30mほどの登りでしょうか。

去年登った遠見山は島の東に位置していたため、島全体は見えませんでしたが、八ヶ峰は本島の中央部にあるため、360度の眺めが楽しめます。

P1183756
先ずは東側の眺めを楽しみました。

瀬戸大橋がはっきりと見え、その向こうは五色台の山々です。その手前には番の州の工業地帯も見えます。

P1183757
瀬戸大橋をもう少し北側に視線を移すと与島が見えます。

去年は、本島の東端にある遠見山に登ったので、瀬戸大橋が良く見えました。

P1183760
次に西側に移動してみます。

本島の西には広島があって、広島の最高峰の王頭山が本島の山越しに見えています。

この日は王頭山に登るというのも一つの考えでしたが、時間的に厳しいかもしれないので本島にしたのです。

王頭山は標高312mあって、一番高くても200mそこそこしかない本島の山より頭一つ抜けています。

この冬には王頭山にも登りたいと思っているのですが・・・。

P1183761
次は北側の眺めです。

こちらは岡山の水島コンビナートです。

本島は距離からいうと丸亀港よりも岡山の児島に近いようです。

P1183762
岡山方面の山はどれも低くて特徴がないので、山の名前もはっきりわからないですね。

しかし、本島と岡山との間にもこんな小さな島が点在しているのを初めて知りました。

P1183763
山頂付近にはヤマザクラやツツジ、イブキシモツケなどが見られましたが、それらの多くは植樹されたようです。

山頂では、買ってあったおむすびを一個食べました。

すでに14時前ですから遅いお昼です。

P1183765
おむすびを食べた後、下ることにしました。

今度は正覚院を経由せずに、山道を下るつもりです。

行く手にはもう一つ、山頂なのかコブなのか、小さなピークが見えています。

コメント

keitann様 こんにちは
胸のすくような眺めがありましたね。
地図で見ていますが確かにお寺さんから近いところに山頂が有り、高度差は30mくらいなんですね。

フクベ鼻はまるで島のようですね。あの付け根の部分は平に見えますので、標高を見たら3mとありました。
そこのところに福田の集落が有り、そこではなんと2mなんですね。
地震→津波となったら恐ろしいことになりそうです。
尤も、日本中の海岸線はきっとこんなところばかりなのでしょうね。

ところで広島は、「広」島なんですね。
こちらが地名の広島の元祖なんでしょうか。

行く手にもう一つ山頂かコブ・・・・そうなりますと北上する尾根道を選んだのですね。
尾根をどんどん北上すると海岸近くで崖になっています。
途中で左折して、ほぼ真西に下ることになるのでしょうか。

ぶちょうほう様、こんばんは。

昼前にあまりの天気の良さにつられて出かけただけあって、この日の山頂からの眺めは最高でした。
天気予報で快晴と予報の出た日でも、思ったほど眺めの良くない日もあったり、こればかりはその日にならないとわからないですね。

フクベ鼻は標高3mでしたか。
そんなものかもしれません。
本島港から歩き始めてすぐに、津波や高潮が来た時のために閉鎖される堤防が見えましたが、高さはなんと50センチしかありませんでしたよ。これでは10数メートルと言う津波が来ればひとたまりもないですね。
ただ、瀬戸内海は内海なので太平洋岸などと違ってあまり大きな津波は来ないようですし、今までにそういう記録もないようです。

本島の隣の広島は、広島県の広島と間違いやすいですが、丸亀市の広島は発音するときには「ろ」にアクセントが来ますので、こちらの人間はそれで区別します。

下りのルートは尾根伝いに下るルートを選びました。
一応、分県ガイドに小さな地図があって、点線でルートが書かれていましたので、それを辿るつもりでした。

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