念願の工石山へ、その5、山頂へ
登山道沿いにはツクバネソウも見えていますが、花がまだ咲いてないですね。
ツクバネソウは初夏の花で、やっぱり5月にならないと咲いているのは見ませんね。
さいの河原にはサンショウウオが棲んでいるようです。高知市街からそれほど離れていない山だというのに、植生豊かで、おまけにサンショウオまでいるなんて、すごすぎる!!
4~6月は産卵の時期なので「探さないで」とありましたので、あえて探しはしませんでしたが・・。
貴重な生物ですものね。
生息しているのはイシヅチサンショウウオだけかと思っていたら、ハコネサンショウウオやコガタブチサンショウウオなど3種類も生息しているんですね。
この山は、愛媛なら皿ヶ嶺、東京なら高尾山、徳島なら大川原高原のような感じでしょうか。香川なら、飯野山??高さはかなり劣りますが、要は県民に愛されていて、なおかつ自然豊かな山と言うことです。
うまく撮影できなかったのですが、ほんとに綺麗な水で、ここならサンショウウオの生息するのも納得でした。
そして先ほどから木にナンバーの書いた札がついていたのは、木の名前当てクイズだったようです。
41番の木はたくさん見かけましたが、ツリバナ?などと思ったりしましたが、ハイノキだったんですね。
木の勉強になりました。
道標はきちんと整備されていて、さいの河原から咲きはいよいよ山頂に向けて登り道になるようです。
雰囲気満点で咲いています。
こんな風に咲いているのが見たかったのでした。
山道はジグザグを切って登って行きますが、それでも勾配のきついところは1か所もなく、子供からお年寄りまで安全に歩ける道ですね。
道は緩やかな登りです。
ちょっとした展望台になっている「風の谷」ではまたもや浦戸湾が見えました。
山に登ると良く見る風景ですが、植物のたくましさを感じます。
石鎚山系でも時々目にします。
この株は花がまだ咲いたばかりのようなので、岩に登って間近で見ることにします。
咲きあがったばかりなので、この前の寒の戻りの影響を受けなかったんでしょうね。
石鎚など高い山では5月の半ばごろでないと見られないブナの芽吹きが、もう見られるなんて…思ってもいませんでした。
この前見たのは、雪の瓶ヶ森林道でした。ブナの霧氷が綺麗でした。あれからたった2ヶ月ですが、どの季節に見てもブナは良いですね。
先ほど花が咲いているのを見たばかりのツルシキミに今度は真っ赤な実がなっていました。
ツルシキミは春の山に行くと、花と実、両方を見ることも多いですね。
ヒメシャラのすべすべした赤い樹肌も先ほどから何度か見ています。
いちばん初めのアケボノツツジの群落場所でもタムシバが咲いていましたが、寒風に吹かれて花弁が茶色く変色していたので撮影しませんでしたが、山頂直下の株は真っ白に咲いていました。
山登りで見るタムシバはこれが今年初めてでした。
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