4月9日の里山のスミレ、ニオイタチツボスミレとナガバノタチツボスミレ
ただ、この山のニオイタチツボスミレは香りが比較的淡く、これほど群生している場所でも香りはそう強くは感じられませんでした、
標高差にして100mぐらいにわたってニオイタチツボスミレを見ることができました。
これは比較的下のほうで見かけたものです。
この山は地質が途中から変わるようで、下にはスミレが咲き、上のほうではニオイタチツボやナガバノタチツボスミレが多かったです。
ニオイタチツボは葉が緑色で、葉脈が紫色をしてないので、わかります。
でも、この個体も香りはほとんどありませんでした。
ニオイタチツボでも香りのないものもあるので、難しいですね。
この株は葉脈が紫色をしていることなどからナガバノタチツボスミレと判断しましたが、疑問が残りました。
葉の感じもナガバノタチツボとニオイタチツボの中間的な葉ですね。
両者の交雑?などとも思いましたが・・・。
調べてみると両者の交雑種はウスゲスミレと言うそうで、花柄に微毛があるとか。
このスミレも拡大すると、うっすらと毛がみえました。
香川にはナガバノタチツボスミレもニオイタチツボスミレも多いので、当然ながら両者の交雑種の可能性も多いと思います。
両方がすぐそばで咲いている場所もありました。
どうも、香川ではナガバノタチツボスミレはいちばんありふれているスミレなので、見ても画像を撮りそびれることが多くて、後で比較の時に困ることが多いです。(^_^;
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