朝鍋鷲ヶ山~毛無山 花の道を歩く、その6、どんどん下った先には・・
キクザキイチゲの真っ白な花が群生していたのです。
Kさんは早くも態勢を整えて撮影中です。そこで私もこちら側から撮影させていただきました。
丁度南壁を真正面に見る位置で、一ノ沢から三ノ沢までが見えているようですね。
これでも全行程のまだ半分も来ていません。
約1時間歩いたので、ここで休憩を入れます。
今度はRさんから冷やしたプリンが回ってきました。
まぁ、今回は長丁場なので、休憩のつどお腹に何か入れるのも悪くないでしょう(^_^;
休んでいると、毛無山から歩いてこられたというご夫婦がやってこられました。ずいぶん早いのでお尋ねしたところ、毛無山の登山口を7時発だったそうです。山口から泊りがけで岡山と鳥取県境の山を歩かれているそうで、前日も付近の山を歩かれたとか。
年代は私たちよりまだ上とお見かけしましたが、キクザキイチゲの花の名前を訊かれたりで、花よりも歩きのほうに力が入っているご様子でした、そして、この後、ハプニングがあって、もう一度このご夫婦に再会しようとは・・・・(^_^;その時は思いもよりませんでした。
低いとはいえ、山に囲まれた場所ですね。
ここから先は標高930m程度の鞍部まで一旦下ります。
200mちょっと下るわけですね。
毛無方面から登ってこられる方ともすれ違いましたが、10歳程度のお孫さん連れでの登山でしたから、麓の「山の駅」から登ってこられたのかもしれません。
新庄村の「山の駅」方面への下山路への分岐です。
ここで大失敗をやらかしました。
画像中の赤い矢印ですね。
ところが、縦走路は緑の矢印方向にあったのです。
登山道は結構広くて、たまたま登山道の左端を歩いていたからか、緑矢印方面には道があるように見えなくて、迷いもせず赤矢印方面へと下ってしまいました。
「山の駅」方面の下山路はもっと左にあるとばかり思い込んでいました。確かめもせずに・・・。
その中にヤマザクラの桜色が見えて、思わず立ち止まって眺めてしまいます。
それにしても、どんどん下りますが鞍部が見えてくる気配がありません。
こんなに下ったっけ??
結構下ったせいで、オオイワカガミの花が咲いているのが出てきました。
Kさんが最初の登りで見つけ損ねた花です。
再び見られるとは思っていなかったので、大喜びで撮影します。
普通のイワカガミは四国の山でも咲きますが、北アルプスではミツバオウレン、ゴゼンタチバナとともに標高2000m程度から頻繁に見る花です。
むしろ、オオイワカガミの花のほうが私にとっては見るのが難しい花でした。
豪雪地帯の比較的標高の低い山に多いように感じます。
草丈が短いのは咲き始めだからなのかな?
Rさんが「下に林道が見えてる」と言うので、見下ろすと、ほんとに林道がすぐ下を通っているようです。
あれれ?・・
こんな場所は通った記憶がないしな~。
それに、いくらなんでも下り過ぎてると思っていたら・・・・
あちゃ~、これは完全に道を間違ってる!!
Rさんのご主人にGPSで確認していただいたら、やはり「山の駅」へ向かう林道まで下っているとか・・・。
ありゃ、分岐で道を間違えたのか?
自分ではどうも納得がいきませんが、現実にこんなとんでもないところに出ちゃったことだし・・・。
仕方ない、元の道まで登りかえすとしますか・・・・。
間違えてあるいたのは、青い矢印の道でした。
結局、標高800m程度まで下ってしまったんですね。
大失敗でした。
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